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J-GLOBAL ID:202102213795441141   整理番号:21A0096266

ウガンダのPlasmodium falciparum寄生虫集団におけるpfhrp2およびpfhrp3遺伝子欠失の存在を明らかにする分子サーベイランス【JST・京大機械翻訳】

Molecular surveillance reveals the presence of pfhrp2 and pfhrp3 gene deletions in Plasmodium falciparum parasite populations in Uganda, 2017-2019
著者 (31件):
資料名:
巻: 19  号:ページ: 1-14  発行年: 2020年 
JST資料番号: U7332A  ISSN: 1475-2875  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ヒスチジンリッチ蛋白質-2(HRP2)に基づく迅速診断試験(RDT)は,ウガンダのマラリア診断に推奨される唯一のRDTである。しかし,Plasmodium falciparum ヒスチジンリッチ蛋白質2および3(pfhrp2およびpfhrp3)遺伝子欠失の出現は,マラリア診断および監視ツールとしての有用性を脅かす。pfhrp2とpfhrp3遺伝子欠失監視を,ウガンダのP.falciparum寄生虫個体群で実施した。東部および西部ウガンダの48地区における症候性個人における横断的マラリア調査から収集した3倍(n=30)P.falciparum分離株を,pfhrp2およびpfhrp3遺伝子の存在について解析した。寄生虫DNAの存在は,18s rRNA遺伝子,msp1およびmsp2単一コピー遺伝子のPCR増幅により確認した。欠失の有無は,遺伝子特異的PCRを用いてpfhrp2とpfhrp3のエキソン1とエキソン2の増幅によって確認した。全体として,pfhrp2とpfhrp3遺伝子欠失は29/300(9.7%,95%CI6.6~13.6%)寄生虫分離株で検出された。pfhrp2遺伝子は10/300(3.3%,95%CI 1.6-6.0%)分離株,9/300(3.0%,95%CI 1.4-5.6%)でpfhrp3で欠失したが,pfhrp2とpfhrp3は10/300(3.3%,95%CI 1.6-6.0%)寄生虫分離株で欠失した。pfhrp2/3欠失の割合は,西部領域3.1%(95%CI 0.8~7.7%),p=0.001と比較して,東部14.7%(95%CI9.7~20.0%)で高かった。地理的位置は遺伝子欠失aOR6.25(2.02~23.55),p=0.003と関連していた。これは,ウガンダのP.falciparum分離株におけるpfhrp2/3遺伝子欠失の存在を報告する最初の大規模調査である。マラリア診断のためのRDTのロールアウトは,特にそれらが検出される領域におけるpfhrp2/3遺伝子欠失の存在を考慮するべきである。周期的pfhrp2/3調査は,代替RDTの展開のための将来の決定を知らせるために推奨されている。Copyright 2021 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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遺伝子発現  ,  微生物感染の生理と病原性 
引用文献 (43件):
  • WHO. World Malaria Report. Geneva, World Health Organization, 2019. https://www.who.int/publications-detail/world-malaria-report-2019.
  • WHO. World Malaria Report. Geneva, World Health Organization, 2018. https://www.who.int/malaria/publications/world-malaria-report-2018/en/.
  • NMCP. Uganda Malaria Indicator Survey (MIS) https://dhsprogram.com/pubs/pdf/ATR21/ATR21.pdf, 2019.
  • MIS. Uganda Malaria Indicator Survey, https://dhsprogram.com/pubs/pdf/MIS21/MIS21.pdf. 2014.
  • Talisuna AO, Mundia CW, Otieno V, Mitto B, Amratia P, Snow RW, et al. An epidemiological profile of malaria and its control in Uganda. https://files.givewell.org/files/DWDA%202009/Interventions/Nets/Resistance/NMCP_Uganda.pdf. 2013.
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