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J-GLOBAL ID:202102213875860797   整理番号:21A0368382

前立腺癌の初期段階を診断するための高感度マーカーとしてのO-グリコシル化クラステリン【JST・京大機械翻訳】

O-glycosylated clusterin as a sensitive marker for diagnosing early stages of prostate cancer
著者 (5件):
資料名:
巻: 81  号:ページ: 170-181  発行年: 2021年 
JST資料番号: T0088A  ISSN: 0270-4137  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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背景:前立腺特異抗原(PSA)は前立腺癌に対する最も一般的な診断マーカーである。しかし,非常に疑わしい前立腺癌患者における低いPSA値(<10ng/ml)の頻繁な発生は,臨床検査の精度を過小評価している。本研究の目的は,PSAの欠点を克服するために前立腺癌を診断するためのより良い解像度を開発することであった。方法:著者らは,患者の血清蛋白質のグリコシル化状態に焦点を当て,前立腺癌および良性前立腺疾患からの血清を用いてN-およびO-グリカンを特性化するための包括的レクチンマイクロアレイ分析を実施した。次に,レクチン固定化ビーズを用いて特徴的なグリカン構造を有する候補血清蛋白質を検索し,相対及び絶対定量(iTRAQ)標識のための等圧標識として参照された技術を用いて定量的質量分析によりそれらを同定した。最後に,新たに同定されたグリカンを有する候補糖蛋白質を定量するための新しいアッセイを構築した。【結果】レクチンマイクロアレイ分析は,前立腺癌患者の血清が,良性前立腺疾患および正常被験者からの患者と比較して,Jacalin,Caudous caudatus(ACA)レクチン,およびMaclula pomifera(MPA)レクチンに対してより高い親和性を有し,O-グリコシル化蛋白質が前立腺癌患者の血清においてより豊富であることを示唆する。次に,ビオチン-ACA/およびビオチン-MPA/ストレプトアビジン固定化磁性ビーズと同様に,Jacalin-アガロースに優先的に吸着された血清糖蛋白質を分離し,iTRAQで標識し,定量的質量分析を用いて同定した。ACAおよびMPA認識可能なクラスリンは,良性前立腺疾患からのそれらと比較して,前立腺癌からの患者の血清においてより豊富であった。この発見に続いて,著者らは,全血清クラスターが最初に抗クラスター抗体固定化ビーズ上に捕捉されたO-グリコシル化クラスタインを定量するためのLuminexベースのアッセイを構築し,次に,ビオチン-MPAとストレプトアビジン-フィコエリトリンの対によって,クラステリン関連O-グリカンを測定した。PSA値が10ng/ml未満に登録されたとき,このアッセイで測定したMPA認識クラスターの対応する血清レベルは,良性前立腺疾患患者からの前立腺癌患者の識別に有益であった。【結論】10ng/ml未満のPSA値に対して,血清O-グリコシル化クラスリン濃度は,前立腺癌の悪性腫瘍の補足的指標である。Copyright 2021 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (4件):
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腫ようの診断  ,  泌尿生殖器の腫よう  ,  腫ようの化学・生化学・病理学  ,  バイオアッセイ 

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