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J-GLOBAL ID：202102213936349279   整理番号：21A0106905

P-糖蛋白質阻害剤としてのクエルシトリン銅錯体の研究【JST・京大機械翻訳】

Study on Cu-Quercitrin as a Novel P-gp Inhibitor

著者 (6件)： Deng Yan (華東理工大学生物反応器工程国家重点実験室,上海 200237) ,  Liu Hui (華東理工大学生物反応器工程国家重点実験室,上海 200237) ,  Zhang Feixu (華東理工大学生物反応器工程国家重点実験室,上海 200237) ,  Wu Xia (華東理工大学生物反応器工程国家重点実験室,上海 200237) ,  Zheng Jing (華東理工大学生物反応器工程国家重点実験室,上海 200237) ,  Zhang Jingyan (華東理工大学生物反応器工程国家重点実験室,上海 200237)
資料名： Huadong Ligong Daxue Xuebao. Ziran Kexue Ban  (Huadong Ligong Daxue Xuebao. Ziran Kexue Ban)
巻： 46  号： 5  ページ： 680-687  発行年： 2020年 
JST資料番号： C2920A  ISSN： 1006-3080  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： P-糖蛋白質(P-gp)は細胞による多剤耐性の主な原因の一つであり、有効なP-gp抑制剤を探すことはP-gpが媒介する細胞の多剤耐性を逆転する重要な方法の一つである。弱いP-gp阻害活性を有する天然クエルシトリンを配位子として,クエルシトリン銅(Cu-Quercitrin)とクエルシトリン亜鉛(Zn-Quercitrin)錯体を合成した。その結果,Cu-Quercitrinは,P-gpの基質ローダミン123(Rh123)および抗癌剤ドキソルビシン(DOX)の耐性細胞への蓄積を向上でき,同時にDOXの細胞毒性を増強した。結果は,Cu-QuercitrinがP-gpの活性を阻害し,一般的な阻害剤ベラパミルより優れていることを示した。Cu-QuercitrinはP-gpタンパク質レベル発現に影響を与えず、細胞中のアデノシン三リン酸(ATP)の含有量を減少した。この研究の結果、構造が多様で、配位子が豊富な金属錯体が有効なP-gp抑制剤となることが期待された。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 金属錯体 ,  *銅錯体 ,  基質 ,  抗腫瘍薬 ,  抑制剤 ,  細胞毒性 ,  *P糖タンパク質 ,  多剤耐性 ,  酸素複素環化合物 ,  配糖体 ,  多価フェノール ,  ピラノシド ,  フラボノイド ,  芳香族縮合化合物 ,  ヒドロキシケトン ,  ラムノシド ,  ニトリル ,  フェノールエーテル ,  第三アミン
準シソーラス用語： 阻害活性 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 腫ようの化学・生化学・病理学  (GE02030N)

物質索引 (2件)： クエルシトリン ,  ベラパミル

タイトルに関連する用語 (5件)： 糖蛋白質 ,  阻害剤 ,  クエルシトリン ,  銅錯体 ,  研究