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J-GLOBAL ID:202102213986878014   整理番号:21A2383512

創傷治療のためのポビドン-ヨウ素によるポリビニルアルコール-セルロース誘導体ベースフィルムの開発と評価【JST・京大機械翻訳】

Development and Evaluation of a Polyvinylalcohol -Cellulose Derivative-Based Film with Povidone-Iodine Predicted for Wound Treatment
著者 (9件):
資料名:
巻: 12  号:ページ: 1271  発行年: 2020年 
JST資料番号: U7262A  ISSN: 2073-4360  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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本研究の目的は,歯周炎の治療への応用のために予測されたポビドン-ヨウ素(PVP-I)を組み込んだポリビニルアルコール-セルロース誘導体に基づくフィルムを開発し評価することである。膜を溶媒キャスティングにより作製し,それらの表面および構造形態,機械的性質および崩壊時間のような物理的特性を評価した。in vitroヨウ素放出研究と評価のため,抗菌活性を5つの微生物菌株に対する改良ディスク拡散法を用いて試験した。更なる使用のために,許容できる物理化学的特性に基づいてポリビニルアルコール-ヒドロキシプロピルメチルセルロース(PVA/HPMC_B)を有する膜を選択した。フィルム組成の亜急性毒性を評価するために,組織再生プロセスをラットで試験し,創傷治癒(スポンジスタン)で一般的に使用される従来のドレッシングと比較した。移植後7日,背部皮膚切片と血液サンプル(n=10,全n=30)を調べた。創傷領域,上皮および真皮を顕微鏡的に評価し,一方,ラットから採取した血液は生化学的分析を受けた。血液生化学結果は,3群すべてで同等であった。皮下移植後に発症したスポンゴスタンとプラセボフィルムとの間に有意な組織学的差は見られなかった。対照的に,PVP-IおよびPVA/HPMC_B膜を用いた場合,炎症段階は減少し,真皮の瘢痕は小さかった。より小さな局所炎症反応は,組織損傷を少なくし,その後の再生相の活性化と元の状態への領域の回復をもたらした。得られた結果は,PVA-ヒドロキシプロピルメチルセルロースフィルムに取り込まれたPVP-Iが,評価した他の2つのドレッシング材料よりも,より速く,より有効に働く有望な薬物担体であることを確認した。これらの開発は,組織再生および創傷治癒過程において有望な代替を提供する。Copyright 2021 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (4件):
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医用素材  ,  その他の高分子材料  ,  高分子固体のその他の性質  ,  高分子と低分子との反応 
引用文献 (51件):
  • Sawicki, W.; Malejczyk, J. Histology; PZWL: Warsaw, Poland, 2014.
  • Young, B.; Lowe, J.S.; Stevens, A.; Heath, J.W. Wheater Histologia Podręcznik I Atlas; Elsevier Urban&Partner: Wroclaw, Poland, 2013.
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  • Gurtner, G.C.; Werner, S.; Barrandon, Y.; Longaker, M.T. Wound repair and regeneration. Nature 2008, 453, 314-321.
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