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J-GLOBAL ID：202102214103983104   整理番号：21A0043307

逆Heusler合金Ti2RuSnのYサイトRhドーピング効果を第一原理計算により調べた。【JST・京大機械翻訳】

First-principles study on the Y-site Rh doping effects of the inverse Heusler alloy Ti2RuSn

著者 (5件)： Chen Ying (安順学院数理学院,安順561000) ,  Wang Bin (安順第一高級中学,安順651000) ,  Chen Shaobo (安順学院数理学院,安順561000) ,  Wu Bo (遵義師范学院,遵義563002) ,  Yan Wanjun (安順学院数理学院,安順561000)
資料名： Yuanzi yu Fenzi Wuli Xuebao  (Yuanzi yu Fenzi Wuli Xuebao)
巻： 37  号： 5  ページ： 756-761  発行年： 2020年 
JST資料番号： C2079A  ISSN： 1000-0364  CODEN： YYFXEM  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： 本論文では,半金属性を有する反Heusler合金Ti2RuSnのYサイトへの多d電子ドーピングにより,半金属性のより安定なHeusler合金材料を求めるために,第一性原理計算方法に基づいて,半金属性を持つ反Heusler合金Ti2RuSnのYサイトを多d電子ドーピングした。それは,理論的研究と実験のための参照を提供する。ドーピング過程中のRh元素のドーピング濃度の増加に伴い、反Heusler合金Ti2RuSnの磁性は線形に増加し、未ドープの2pBから全混入時の3μBまで増加し、同時にその半金属性は破壊を受けず、そのバンドギャップは次第に広くなる。ドーピング濃度が75%のとき,ドーパントのバンドギャップ幅は,0.45eVから0.54eVに広がり,一方,Fermi面は,バンドギャップの中央部に調整され,そしてそれは,Ti2Ru0.75Rh0であった。75Snは,非ドープ前よりも相対的に安定な半金属性を有した。ドーピング系の安定性を解析するために,それらの相対形成エネルギーを計算し,その結果,ドーピング濃度の範囲内で,系の形成エネルギーが負であり,ドーピング濃度が高ければ高いほど,その値は低いことが分かった。反Heusler合金Ti2RuSnはドーピング元素のRhの影響を受けやすく、また、大きい濃度のRhドーピングは逆Heusler合金Ti2RuSnの電子構造とエネルギーバンド構造を有効的に調節でき、安定性がよいことを表明した。性能と実用性の高いHeusler合金化合物を使用した。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 電子構造 ,  *ロジウム ,  *ドーピング ,  線形性 ,  Fermi面 ,  磁性 ,  ドーパント ,  *ホイスラー合金 ,  バンドギャップ
準シソーラス用語： エネルギー帯 ,  *第一原理計算 ,  形成エネルギー ,  *ドーピング効果 ,  半金属性 ,  d電子 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 原子・分子のクラスタ  (BH09030O)

タイトルに関連する用語 (4件)： Heusler合金 ,  Rh ,  ドーピング効果 ,  第一原理計算