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J-GLOBAL ID：202102214143450999   整理番号：21A0466075

グリーン持続可能な化学のためのイオン液体中でのラッカーゼ触媒反応【JST・京大機械翻訳】

Laccase-Catalyzed Reactions in Ionic Liquids for Green Sustainable Chemistry

著者 (2件)： Itoh Toshiyuki (Toyota Physical and Chemical Research Institute, Aichi, Japan) ,  Takagi Yumiko (Department of Science, Faculty of Education, Kagawa University, Kagawa, Japan)
資料名： ACS Sustainable Chemistry & Engineering  (ACS Sustainable Chemistry & Engineering)
巻： 9  号： 4  ページ： 1443-1458  発行年： 2021年 
JST資料番号： W5047A  ISSN： 2168-0485  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： バイオ触媒は,有機合成,化学化合物の分解およびバイオセンサにおける重要かつ可能なツールである。ラッカーゼはオキシダーゼを含む銅イオンであり,分子酸素を用いてポリフェノールまたはアミン誘導体の変換を触媒する。最近,グリーンの持続可能な化学の観点からリグノセルロース材料の生化学分解法の開発に関心が集まっている。これらの化合物は高度に酸化される化合物であるので,それらを立体または化学選択的に高価値小分子に変換することは困難である。化学的酸化は一般に有害試薬と過酷な反応条件を必要とする;したがって,生成した化合物は,一般に低価値分子または複雑な混合物である。反対に,ラッカーゼは有害な試薬フリーの高度に選択的な酸化化学変換を可能にする。酵素の反応性は,一連の反応条件,特に溶媒系によって影響された。イオン液体(ILs)は,現在,生体内変化のための有用な反応媒体として認められている。ILsにおけるラッカーゼ媒介反応をレビューし,4つのトピックスに焦点を当てた:第1は「ILsにおけるラッカーゼ触媒反応」である。2番目は,ILs中のラッカーゼ媒介反応を用いた「バイオセンサシステム」である。第3は「固定化またはIL型添加物によるラッカーゼの改良された安定性」であり,最後の章は「蛋白質工学によるILsにおけるラッカーゼの改良された活性」である。ラッカーゼ媒介反応の将来展望に対する意見も「結論と将来展望」で議論された。Copyright 2021 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 酸化 ,  酸素 ,  オキシダーゼ ,  生体内変化 ,  多価フェノール ,  小分子 ,  バイオセンサ ,  タンパク質工学 ,  *グリーンケミストリー ,  バイオ触媒 ,  *イオン液体
準シソーラス用語： *ラッカーゼ ,  反応条件 ,  銅イオン ,  有機合成 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： ラッカーゼ ,  酸化 ,  イオン液体(IL) ,  安定化 ,  活性化

分類 (3件)： 酵素の応用関連  (EB09100B) ,  不均一系触媒反応  (CB06100E) ,  生物燃料及び廃棄物燃料  (LB02020Y)

タイトルに関連する用語 (6件)： グリーン ,  持続可能な化学 ,  イオン ,  液体中 ,  ラッカーゼ ,  触媒反応