抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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【目的】急速眼球運動(REM)の睡眠遮断のラットの免疫不均衡における,微小RNA-155(miR-155)/サイトカイン信号伝達レプレッサー(SOCS1)/核因子κB(NF-κB)経路の役割を調査する。方法;30匹のラットを3群に分けて,対照群(12時間照射/12時間暗黒),1日REM睡眠遮断群(日光灯照射1日持続後REM睡眠遮断),7日REM睡眠遮断群(日光灯照射持続7日間REM睡眠遮断)とした。各群10匹。ラットの認知機能を迷路試験で測定した。血清中のTNF-α,IL-1,IL-6レベルをELISAで測定した。HE染色により海馬組織、前頭前野皮質の形態を測定した。リアルタイム蛍光定量的PCR(qRT-PCR)を用いて,ラット海馬におけるmiR-155発現を検出した。海馬と前頭皮質におけるSOCS1とNF-κB蛋白質の発現をウエスタンブロット法で検出した。【結果】1日のREM睡眠遮断群において,ニューロン損失,腫脹,変性,および死,炎症細胞浸潤および神経膠細胞増殖が観察された。7日目のREM睡眠遮断群では、大量のニューロンが失われ、腫脹、変性と死亡、炎症細胞浸潤と神経膠細胞増殖現象が現れた。対照群と比べ,1日,7日REM睡眠遮断群の間違った反応回数,血清中のTNF-α,IL-1,IL-6,海馬組織中のmiR-155,前頭前野皮質組織のNF-κBレベルは上昇した(P<0.05)。NF-κBレベルは,7日目のREM睡眠遮断群で増加した(P<0.05)。1日、7日、REM睡眠遮断群の海馬組織、前頭前野皮質組織中のSOCS1レベルが低下した(P<0.05)。1dREM睡眠遮断群と比べ、7dREM睡眠遮断群の間違った反応回数、血清中のTNF-α、IL-1、IL-6、海馬組織中のmiR-155、海馬組織、前前頭皮質組織中のNF-κBは増加した(P<0.05)。SOCS1レベルは,海馬組織および前頭前野皮質において減少した(P<0.05)。結論:REM睡眠遮断はmiR-155レベルを上昇させ、それによってSOCS1レベルを抑制し、NF-κBの発現を促進し、それによって免疫因子レベルを促進し、免疫不均衡を促し、しかも睡眠遮断時間の延長に伴い、免疫不均衡は深刻になる。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】