抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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【目的】子宮内膜症(EMs)におけるTh1とTh2サイトカインの役割を調査する。【方法】2017年12月から2019年1月までに,164人のEMs患者(観察群,III期44例,III期63例,IV期57例)および非EMs患者45例(対照群)を対象とした。両群のプロトロンビン時間(PT)、トロンビン時間(TT)、部分トロンボプラスチン時間(APTT)、フィブリノーゲン(FIB)、D-ダイマー(D-D)、インターフェロン-γ(IFN-γ)、インターロイキン-4(IL-4)レベルを測定し、Th1/Th2を計算した。両群の血液凝固機能指標、Th1、Th2相関指標の差異及びEMs臨床分期との相関性を分析した。結果:観察群のPT、TT、APTTはいずれも対照群より短く、FIB、D-D、IL-4水は対照群より高く、IFN-γレベル、Th1/Th2は対照群より低かった(P<0.05)。異なる臨床病期を有する患者のPT,TT,FIB,D-D,IFN-γ,IL-4,Th1/Th2の統計的有意差が認められた(P<0.05)。相関分析により、PT、TT、IFN-γ、Th1/Th2はEMsの臨床分期と顕著な負の相関を示し、FIB、D-D、IL-4はそれと著しい正の相関を呈した(P<0.05)。結論:血液凝固機能異常とTh1/Th2発現不均衡はEMsの発症と関係がある可能性があり、特に臨床病期分類IIIIV期の中重度病変の発生と関係がある。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】