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J-GLOBAL ID:202102214474521821   整理番号:21A2749324

ヒト腹部大動脈瘤部位における細胞骨格およびエネルギー代謝関連蛋白質の発現【JST・京大機械翻訳】

Expression of cytoskeleton and energetic metabolism-related proteins at human abdominal aortic aneurysm sites
著者 (7件):
資料名:
巻: 55  号:ページ: 1124-1133  発行年: 2012年 
JST資料番号: W3194A  ISSN: 0741-5214  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本研究の目的は,プロテオミクスを用いた腹部大動脈瘤(AAA)部位における細胞骨格およびエネルギー代謝に関連する蛋白質の発現を評価することであった。いくつかのリモデリング関連機構はAAA形成と関連するが,AAAsにおける細胞骨格およびエネルギー代謝に関連する蛋白質の発現についてはほとんど知られていない。AAA試料(6.73±0.40cmサイズ)を,選択的動脈瘤修復中の13人の患者から得た。12の臓器ドナーから対照腹大動脈試料を得た。蛋白質を二次元電気泳動と質量分析を用いて分析した。フィラミンの発現は対照腹大動脈試料と比較してAAA部位で増加したが,ミクロフィブリル関連糖蛋白質4アイソタイプ1,アネキシンA5アイソタイプ1およびアネキシンA2は対照腹大動脈試料と比較して減少した。トリオースリン酸イソメラーゼ,グリセルアルデヒド3-リン酸デヒドロゲナーゼ,およびサイトゾルアルデヒドデヒドロゲナーゼなどのエネルギー代謝関連蛋白質の発現レベルの低下も,対照と比べてAAAsで観察された。トリオースリン酸イソメラーゼ発現の減少もウェスタンブロットにより観察され,それはトリオースリン酸イソメラーゼ活性の減少を伴った。AAA部位では,ピルビン酸デヒドロゲナーゼ発現は減少し,乳酸脱水素酵素活性の変化のない対照と比べて,乳酸とピルビン酸の両方の含量は増加した。本結果は,嫌気性代謝状態が細胞骨格関連蛋白質の発現を減少させるのにさらに好ましいことを示唆する。AAAsに関与する分子機構のより良い知識は,新しい臨床戦略の開発に有利である。Copyright 2021 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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循環系の疾患  ,  循環系の基礎医学 
物質索引 (1件):
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