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J-GLOBAL ID:202102214539294123   整理番号:21A0169346

高等学校「化学基礎」における中和反応による水溶液の体積増加に関する理論的考察(1)-推算方法の誘導と等モル濃度・等体積の塩酸と水酸化ナトリウム水溶液の混合への適用-

Theoretical Consideration on Volume Increase of Aqueous Solutions owing to Neutralization Reactions in Japanese High School ”Basic Chemistry,” Part 1-Derivation of Estimating Method and Its Application to Mixing Hydrochloric Acid and Sodium Hydroxide Aqueous Solution on Equimolar and Equivolume Condition-
著者 (1件):
資料名:
巻: 67  号:ページ: 65-76  発行年: 2020年12月20日 
JST資料番号: F0785A  ISSN: 0389-1658  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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高等学校「化学基礎」では,酸と塩基の中和反応が指導される。一般に,酸と塩基が反応すれば,塩と水が生成する。それゆえ,もし酸水溶液と塩基水溶液を混合すれば,水の生成により水溶液の体積が増加するはずである。本研究では,中和反応の最も単純な例のひとつとして,1価の酸・塩基水溶液を混合した場合に生じる水溶液の体積増加を推算する方法を理論的に誘導した。続いて,この方法を常温,20°Cにおいて中和反応が過不足なく起こる等モル濃度で等体積の塩酸と水酸化ナトリウム水溶液の混合に適用し,体積増加の値を推算した。塩酸と水酸化ナトリウム水溶液の濃度は0から11.5mol・L-1まで変化させ,体積は4.00mLとした。体積増加の計算値は常に正であり,これは水の生成を意味している。以上のように,この方法を用いれば等モル濃度で等体積の1価の酸・塩基水溶液を混合した際の体積増加を容易に算出でき,高等学校「化学基礎」の教材としても有用である。(著者抄録)
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分類 (2件):
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化学教育  ,  実験操作・装置(化学一般) 
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