文献

J-GLOBAL ID：202102214803159733   整理番号：21A0072063

リン輸出に及ぼす寒冷地域水文気候変動の影響:濃度-流量関係からの洞察【JST・京大機械翻訳】

Impacts of cold region hydroclimatic variability on phosphorus exports: Insights from concentration-discharge relationship

著者 (7件)： Jeannotte Tyson L. (Harold Hamm School of Geology and Geological Engineering, University of North Dakota, Grand Forks, ND 58202, USA.) ,  Mahmood Taufique H. (Harold Hamm School of Geology and Geological Engineering, University of North Dakota, Grand Forks, ND 58202, USA.) ,  Vandeberg Gregory S. (Department of Geography and Geographic Information Science, University of North Dakota, Grand Forks, ND 58202, USA.) ,  Matheney Ronald K. (Harold Hamm School of Geology and Geological Engineering, University of North Dakota, Grand Forks, ND 58202, USA.) ,  Hou Xiaodong (Harold Hamm School of Geology and Geological Engineering, University of North Dakota, Grand Forks, ND 58202, USA.) ,  Hou Xiaodong (Institute for Energy Studies, University of North Dakota, Grand Forks, ND 58202, USA.) ,  Van Hoy Diane F. (Harold Hamm School of Geology and Geological Engineering, University of North Dakota, Grand Forks, ND 58202, USA.)
資料名： Journal of Hydrology  (Journal of Hydrology)
巻： 591  ページ： Null  発行年： 2020年 
JST資料番号： C0584A  ISSN： 0022-1694  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 北大平原の湖では,藻類ブルームは,栄養素,特にリン(P)の流入をもたらす河川流量の最近の増加により大きな懸念がある。寒冷サブ湿度気候と融雪水文学は,流域におけるP濃度,輸出と供給に関して強い制御を示した。今日まで,寒冷地域農業流域におけるP濃度,輸出および濃度対河川流関係,特にDevils湖盆地の水源流域における水文気候条件の影響を探究した研究は少ない。本研究は,2017~2018年の期間のDevills湖に流入する2つの水頭水流域(Mauvais Coulee:1032km2とTributary 3:160km2)間の濃度-河川流関係に対する水文気候変動の影響のより良い理解を得る。融雪流出の最初のフラッシュ中の高分解能P観測を示した。物理ベース水文シミュレーションにより検出した野外観測と水文気候変動の両方を用いたP輸出の制御因子を調べた。全Pは溶存Pによって支配され,粒子Pからの寄与はほとんどなく,凍結土壌中の氷マトリックスにロックされると推定される。Mauvais Coulee盆地はハイドログラフの上昇肢における化学静止濃度-河川流関係に近く,一方,濃度は下行脚の河川流と正相関した。我々の研究期間は2つの対照的な水年;湿潤年(2016~17)と乾燥年(2017~18)。湿潤年は,高いSWE,降雪,最大凍結土壌条件および厚い基底氷層を経験し,一方,乾燥年は,低いSWEおよび凍結土壌/玄武岩氷の欠如によって特性化され,非常に少ない河川流を引き起こした。湿潤年間,平均P濃度は,融解期間における凍結土壌/玄武岩氷の存在による乾燥年と比較して観測された。しかし,P輸出は,大きな融雪流水量のため,湿潤年においてはるかに高い。ケモスタットとフラッシング河川流-濃度関係の両方が,両年で観察された。したがって,濃度対河川流関係に対する水文気候条件の影響は決定的ではない。より長期間の野外観測は,濃度対河川流関係に対する水文気候変動の影響をより良く理解するのに有用である。Copyright 2021 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： シミュレーション ,  *リン ,  *気候 ,  河川 ,  流域 ,  凍土 ,  *寒冷地 ,  栄養素 ,  湿潤 ,  降雪 ,  融雪 ,  玄武岩 ,  河川流 ,  盆地
準シソーラス用語： 河川流量 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： ケモスタット ,  濃度から河川への関係 ,  フラッシング ,  凍土

分類 (2件)： 水文学一般  (DC07010R) ,  湖沼学,河川学  (DC07050J)

タイトルに関連する用語 (6件)： リン ,  輸出 ,  寒冷地域 ,  水文気候 ,  流量 ,  洞察