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J-GLOBAL ID：202102214872125845   整理番号：21A3415563

バルク放射性炭素年代測定の年代オフセットを推定するための海底堆積物中の有機物のキャラクタリゼーション【JST・京大機械翻訳】

Characterization of organic matter in marine sediments to estimate age offset of bulk radiocarbon dating

著者 (9件)： Hansen Katrine Elnegaard (Department of Geoscience, Arctic Research Centre and iClimate, Aarhus University, 8000, Aarhus, Denmark) ,  Giraudeau Jacques (Universite de Bordeaux, CNRS, UMR 5805 EPOC, Pessac, France) ,  Limoges Audrey (Department of Earth Sciences, University of New Brunswick, Fredericton, Canada) ,  Masse Guillaume (Universite Laval, CNRS, UMI 3376, TAKUVIK, Quebec, QC, Canada) ,  Rudra Arka (Lithospheric Organic Carbon (LOC) Group, Department of Geoscience, Aarhus University, 8000, Aarhus, Denmark) ,  Wacker Lukas (Laboratory of Ion Beam Physics, ETH, CH, 8093, Zuerich, Switzerland) ,  Sanei Hamed (Lithospheric Organic Carbon (LOC) Group, Department of Geoscience, Aarhus University, 8000, Aarhus, Denmark) ,  Pearce Christof (Department of Geoscience, Arctic Research Centre and iClimate, Aarhus University, 8000, Aarhus, Denmark) ,  Seidenkrantz Marit-Solveig (Department of Geoscience, Arctic Research Centre and iClimate, Aarhus University, 8000, Aarhus, Denmark)
資料名： Quaternary Geochronology  (Quaternary Geochronology)
巻： 67  ページ： Null  発行年： 2022年 
JST資料番号： W3201A  ISSN： 1871-1014  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 北極海成堆積物の放射性炭素年代測定は,石灰質化石の低いアベイラビリティのためにしばしば困難である。結果的に,バルク有機物年代測定は,堆積物コア年代学を確立するために使用された。しかし,バルク有機物に基づく放射性炭素年代は,主に陸源有機物を含む異地性炭素の投入によって,化石に基づく年代から大きく逸脱するように見える。本研究では,バルクの有機物の組成とバルクの放射性炭素年代と石灰質の有孔虫試験から得た年代の間の年代オフセットとの関係を調べた。すべてのサンプルは海洋堆積物コアAMD14-204Cから沖合のUpernavik(Baffin湾東部)から採取した。バルク有機物の放射性炭素年代は,有孔虫に基づく放射性炭素年代より平均~3000年古いが,記録を通しての年代オフセットの変化を伴う。この年代オフセットの原因とその時間変化を調べるために,コア走査,X線蛍光分析,安定同位体,有機熱分解及び顕微鏡的有機岩石学を適用して,有機物の分布と特性化を調べた。その結果,古い有機物は,西グリーンランドおよび/またはカナダ北極のArchipelagoから潜在的に発する再加工堆積岩の砕屑性入力を含むことを示した。現代の海洋藻類の入力における変化は,陸源入力と再加工古代有機物の両方に対して有機物を生成し,バルクと有孔虫日の間の年代オフセットを制御するようである。高い酸素指数と共に低い水素指数と低いδ13C_org値は陸源有機物の高い影響を示し,最大の年代オフセットを持つ試料に対応するようである。他のサンプルより1000~2000年大きかった。年齢オフセットの変化の原因を調べるために,TOCの画分としての原地性有機物の新しい定量化を計算した。これは,最大年齢オフセットを持つ試料がTOC中の原地性有機物の最低画分(~12%)を含むことを示した。Copyright 2021 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 熱分解 ,  有孔虫 ,  *炭素 ,  石灰 ,  堆積岩 ,  砕屑堆積物 ,  *海底堆積物 ,  海洋 ,  *放射性炭素法年代測定 ,  アベイラビリティ ,  化石 ,  安定同位体 ,  異地性 ,  原地性
準シソーラス用語： 北極地方 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 放射性炭素年代測定 ,  有機熱分解 ,  完新世 ,  海洋堆積物 ,  年齢オフセット ,  バルク有機物

分類 (1件)： 年代測定  (DD01050W)

タイトルに関連する用語 (8件)： バルク ,  放射性炭素年代測定 ,  年代 ,  オフセット ,  推定 ,  海底堆積物 ,  有機物 ,  キャラクタリゼーション