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J-GLOBAL ID:202102214883317662   整理番号:21A1823192

長期クリープ変形後の9Cr-3W-3Co-Nd-B耐熱鋼(SAVE12AD)のミクロ組織評価【JST・京大機械翻訳】

Microstructural Evaluation of 9Cr-3W-3Co-Nd-B Heat-Resistant Steel (SAVE12AD) After Long-Term Creep Deformation
著者 (6件):
資料名:
号: PVP2017  ページ: Null  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0478C  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ASMEコードケース2839として登録された9Cr-3W-3Co-Nd-Bから成る新しいフェライト耐熱鋼を,大直径と重壁厚管と化石燃焼電力ボイラの鍛造用に開発した。0.01mass%のホウ素,少量のネオジム,および最適化された量の窒素を含む鋼は,母材と溶接継手の両方の優れた長期クリープ強度によって特徴付けられた。P92は,マルテンサイトラス構造から変化した等軸亜結晶粒構造を持ち,長期クリープ後の粗大M23C6型炭化物であった。対照的に,開発した鋼,SAVE12ADは,長期クリープ段階後でも境界に沿って微細なM23C6を有するマルテンサイトラス構造を維持した。多量のホウ素の添加は境界に沿ったM23C6の粗大化を抑制し,それによって鋼の母材中のマルテンサイトラス構造を安定化させる。その結果,SAVE12ADは他の高クロムフェライト鋼よりも高いクリープ破断強度を有していた。溶接継手のクリープ破断強度を調査するために,Niベース合金とグレード92溶接溶加材ワイヤを有する2つの溶接継手を自動ガスタングステンアーク溶接によって調製した。各溶接継手のクリープ破断強度は,10,000時間にわたる長期クリープ段階における母材と比較して小さな劣化を示した。これらは融合線から1.5mm離れて破裂し,それはIV型亀裂と同じ領域であった。熱影響部のミクロ組織を明らかにするために,750°Cから1350°Cまでの異なるピーク温度で,模擬熱影響部試料を用いた電子後方散乱回折分析により,微細構造観察を行った。AC3変態温度より上の910°Cでシミュレートした熱影響部の後,微細構造に微細な結晶粒領域は観察されなかったが,拡散変態で形成すると思われる旧オーステナイト結晶粒界に沿った微細粒があった。クリープ亀裂は微細な結晶粒組織から開始し,IV型亀裂と同じ領域で破断する。しかし,母材に対する溶接継手のクリープ破断強度劣化は,AC3温度付近で加熱した熱影響部で見出される微細粒の抑制により,従来の鋼溶接継手のそれより著しく小さかった。開発された9Cr-3W-3Co-Nd-B鋼(SAVE12AD)は,600°C超臨界発電所における大きな直径と重い肉厚管と鍛造に使用される。Please refer to the publisher for the copyright holders. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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機械的性質  ,  組織的硬化現象 

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