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J-GLOBAL ID:202102215145401902   整理番号:21A2842626

ウマMx1はその核蛋白質の異なる部位での標的化によりインフルエンザAウイルス複製を制限する【JST・京大機械翻訳】

Equine Mx1 Restricts Influenza A Virus Replication by Targeting at Distinct Site of its Nucleoprotein
著者 (9件):
資料名:
巻: 11  号: 12  ページ: 1114  発行年: 2019年 
JST資料番号: U7293A  ISSN: 1999-4915  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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インターフェロン媒介宿主因子粘液ウイルス(Mx)蛋白質は,インフルエンザAウイルス(IAV)感染を調節する重要な特徴である。ウイルスポリメラーゼはウイルス複製に必須である。Mx1蛋白質はウイルス核蛋白質(NP)とPB2と相互作用し,ポリメラーゼ活性の影響をもたらし,種間制限を与えることが知られている。ウマインフルエンザウイルスは,他の種からインフルエンザウイルスへの独立した系統として進化した。広範囲のIAV株に対するヒトMxA(huMxA)とウマMx1(eqMx1)間の抗ウイルス活性の違いを推定した。huMxAは非ヒト種由来のIAV株に対して抗ウイルス能を持つが,eqMx1は非エキン種のポリメラーゼ活性のみを阻害することを見出した。ここでは,NPがeqMx1の主な標的であることを示した。続いて,著者らは,それぞれ,eqMx1耐性と感受性を与えるA/エキン/Jilin/1/1989(H3N8JL89)とA/ニワトリ/Zhejiang/DTID-ZJU01/2013(H7N9ZJ13)のNPにおける適応変異を見出した。H3N8JL89 NPにおける2つの突然変異G34SとH52Nに対してMx1耐性の実質的な減少が観察された。したがって,eqMx1はIAV核蛋白質進化における重要な動的力である。従って,Mx1耐性に関与するアミノ酸は,後期に進化するIAVのパンデミック可能性に対する堅牢な指標とみなすべきであることを示唆する。Copyright 2021 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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ウイルス感染の生理と病原性  ,  生物学的機能 
引用文献 (49件):
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