文献

J-GLOBAL ID：202102215564477824   整理番号：21A2514699

クラトンマントルエクロジャイトからの硫化物中の硫黄同位体(δ34Sとν_μ=3S):古代沈み込み帯における揮発性循環のgliみ【JST・京大機械翻訳】

Sulphur isotopes (δ ³⁴S and Δ³³S) in sulphides from cratonic mantle eclogites: A glimpse of volatile cycling in ancient subduction zones

著者 (6件)： Burness Sara (School of Geosciences, University of the Witwatersrand, Private Bag 3, Wits 2050, South Africa) ,  Burness Sara (Deep & Early Earth Processes (DEEP) Research Group, Department of Geology, University of Johannesburg, Auckland Park 2006, South Africa) ,  Thomassot Emilie (Centre de Recherches Petrographiques et Geochimiques, UMR 7358, Universite de Lorraine, CNRS, 54500 Vandoeuvre-les-Nancy, France) ,  Smart Katie A. (School of Geosciences, University of the Witwatersrand, Private Bag 3, Wits 2050, South Africa) ,  Tappe Sebastian (Deep & Early Earth Processes (DEEP) Research Group, Department of Geology, University of Johannesburg, Auckland Park 2006, South Africa) ,  Tappe Sebastian (Department of Geosciences, UiT - The Arctic University of Norway, N-9037 Tromso, Norway)
資料名： Earth and Planetary Science Letters  (Earth and Planetary Science Letters)
巻： 572  ページ： Null  発行年： 2021年 
JST資料番号： B0688A  ISSN： 0012-821X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Kaapvaalクラトンマントルエクロジャイトからの硫化物の多重硫黄同位体組成は,深部地球への硫黄のリサイクルを明らかにし,それらが捕獲する貴金属を含むエクロジャイトホスト硫化物のリサイクル地殻とマントル起源を区別することを可能にする。南アフリカ(Premier,Roberts Victor,Jagersfontein)における原生代と中生代のキンバーライト発生からのマントル由来エクロジャイト捕獲岩の収集からの硫化物の二次イオン質量分析による多重硫黄同位体比測定を提示した。以前の研究は,ホストエクロジャイトが海水変質海洋リソスフェア原岩の支持において元素と酸素同位体組成を有し,これらの捕獲岩の多くに対して始生代年代が示唆されている。エクロジャイト-ホスト硫化物は-5.7から+29‰のδ34S値を持ち,地球マントルに由来する物質の最も高い記録されたδ34S組成を示すこの広い範囲の上部端を有する。Δ33S値は-0.29から+0.18‰の範囲であり,顕著な質量独立硫黄同位体分別を記録しず,すなわち,S-MIFシグネチャは存在しなかった。硫化物粒の大部分はδ34S値を持ち,-6~+4‰の範囲内にあり,恐らく変質した海洋地殻内に形成された硫化物の同位体記録を保持している。対照的に,単一エクロジャイト捕獲岩からの硫化物粒子で検出された+13から+29‰の非常に正のδ34S値は海洋硫酸塩のそれらと類似しており,恐らく海洋地殻原岩の少量の硫黄成分である。リサイクルされた地殻起源に対するδ34S証拠を示すエクロジャイト硫化物の顕著なS-MIFシグネチャの欠如は,この硫黄成分が<2.4Gaのポスト-Archean表層貯留層に由来することを意味する。この知見は,クラトンマントルエクロジャイトが,始生代海洋地殻(例えば,古原生代エクロジャイト原岩)から形成され,あるいは,ここでは,「surの硫黄が,比較的若い交代作用イベント中にクラトン根に導入され,したがって,エクロジャイト岩石成因と始生代大陸形成に無関係であることを示唆する。Copyright 2021 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *同位体 ,  *エクロジャイト ,  捕獲岩 ,  *マントル ,  *硫化物 ,  同位体存在比 ,  始生代 ,  海洋 ,  海洋地殻 ,  原生代 ,  地殻 ,  *硫黄同位体 ,  *硫黄 ,  *クラトン ,  *沈み込み帯

著者キーワード (6件)： クラトンリソスフェア ,  深硫黄サイクル ,  海洋硫酸塩 ,  マントル交代作用 ,  再生海洋地殻 ,  硫黄質量に依存しない分画(S-MIF)

分類 (3件)： 同位体地質学  (DD01042T) ,  岩石圏の地球化学一般  (DD01041C) ,  岩石成因論  (DE07020I)

タイトルに関連する用語 (7件)： 硫化物 ,  硫黄同位体 ,  古代 ,  沈み込み帯 ,  揮発性 ,  循環 ,  GLI