抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
目的:重楼涼血克銀方内服と外用による乾癬の血熱風盛症患者のIL-23/IL-17軸に対する調節作用を検討する。方法:2018年3月から20年2月までの深セン市龍華区人民病院皮膚科で治療した88例の乾癬血熱風盛症患者を漢方薬グループと対照グループに分けた。対照群には西洋医学のルーチン治療を行い、ハミルタゾンクリームと経口アシトレチンカプセルを塗布した。漢方薬群は対照群の上に、重楼涼血克銀方内服と外用治療を採用した。両群の臨床総有効率を比較した。乾癬皮膚病変の重症度指数(psoriasisareaandseverityindex,PASI)を用いて患者の病状を評価した。両群の治療前後の主な皮膚バリア機能を測定した。両群の血清中インターロイキン-17(interleukin-17,IL-17),インターロイキン-23(interleukin-23,IL-23),IL-23/IL-17のレベルを比較した。結果:(1)漢方薬群の乾癬患者の臨床総有効率は対照群より高く、統計学的有意差があった(P<0.05)。(2)2群の治療後のPASIスコアは治療前より明らかに低く(P<0.05)、治療後、漢方薬群のPASIスコアは対照群より明らかに低く、統計学的有意差があった(P<0.05)。(3)両群の治療後の経皮水分散(transepidermalwaterloss,TEWL)は顕著に低下し、皮膚角質層の含水量は有意に増加した(P<0.05)。治療後、漢方薬群のTEWLは対照群より低く、皮膚角質層の含水量は対照群より高く、統計学的有意差があった(P<0.05)。(4)治療後のIL-17,IL-23/IL-17は,治療後,両群で有意に減少した(P<0.05)。治療群のIL-17,IL-23/IL-17は対照群より低かった(P<0.05)。結論:重楼涼血克銀方内服と外用は乾癬の血熱風盛症の治療効果を高め、患者の皮膚バリア機能を改善し、IL-23/IL-17軸の調節と関係があるかもしれない。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】