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J-GLOBAL ID:202102215791573246   整理番号:21A0143397

品種及び作型によるネギ葉枯病黄色斑紋病斑の発生抑制法の検討

Evaluation of the effects of varietal and cropping type differences on the occurrence of yellow mottle symptoms caused by Welsh onion leaf blight
著者 (4件):
資料名:
号: 69  ページ: 7-11  発行年: 2020年12月25日 
JST資料番号: Y0908A  ISSN: 0388-8053  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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新潟県の秋冬ネギ栽培では,収穫期に,ネギ葉枯病により引き起こされる黄色斑紋病斑が問題となっている。今回,本県慣行の2作型で,主力栽培品種を含む複数品種を栽培し,品種及び作型による黄色斑紋病斑発病への影響について調査比較した。供試した7品種で比較した結果,黄色斑紋病斑に対する抵抗性には品種間差異が見られ,その中でも関羽一本太で発病株率が最も低く抑えられた。また10月収穫の作型1と11月収穫の作型2で比較したところ,供試した5品種中3品種において,作型2で発病が有意に増加した。また各作型において黄色斑紋病斑抵抗性が品種間で異なり,作型1では夏扇パワー,作型2では関羽一本太が最も低い発病株率を示すことが明らかとなった。これら黄色斑紋病斑抵抗性に関する情報をもとに,作型ごとに適切な品種を選択することで,本県における黄色斑紋病斑の発病をより効果的に抑制できる可能性が示唆された。(著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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菌類による植物病害  ,  栽培的防除 
引用文献 (7件):
  • 千葉研一郎 (2017) 宮城県の秋冬ネギにおけるネギ黒斑病および葉枯病の発生実態. 北日本病虫研報 68:65-69.
  • 三澤知央 (2008 a) Stemphylium vesicariumによるネギの黄色斑紋症状. 日植病報 74:82 (講要).
  • 三澤知央 (2008 b) 北海道におけるネギ葉枯病の発生消長. 北日本病虫研報 59:50-55.
  • 三澤知央 (2012) ネギ葉枯病発生生態と防除に関する研究. 道総研農試報 132:1-90.
  • 守川俊幸・西畑秀次・三室元気・関原順子・岩田忠康 (2013) 富山県におけるネギ葉枯病と黒斑病の発生状況および「まだら症」の原因. 富山県農総セ農研研報 5 :17-22.
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