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J-GLOBAL ID:202102216242432855   整理番号:21A2844964

クロロキンとスルファドキシン誘導体は子宮頚部細胞におけるZIKV複製を阻害する【JST・京大機械翻訳】

Chloroquine and Sulfadoxine Derivatives Inhibit ZIKV Replication in Cervical Cells
著者 (11件):
資料名:
巻: 13  号:ページ: 36  発行年: 2020年 
JST資料番号: U7293A  ISSN: 1999-4915  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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Zika熱による重篤な罹患率にもかかわらず,その特異的治療は公衆衛生の課題である。いくつかの研究グループは,クロロキンの薬物精製を調査した。しかしながら,クロロキンにより誘導される高毒性副作用は,Zika熱クリニックでの使用に対するこの薬剤の改善の道を開く。著者らの目的はクロロキンとスルファドキシン抗マラリア薬に由来するハイブリッド化合物の抗Zikaウイルス(ZIKV)効果を評価することである。ハイブリッド化合物(C-Sd1からC-Sd7)の抗ウイルス活性をブラジル(BR)ZIKV株に感染したヒト頚部およびVero細胞株のin vitroモデルで評価した。第1に,著者らは,200MまでのC-Sdsで処理した培養に対する細胞毒性効果を評価し,子宮頚部細胞において112.01.8から>200M,Vero細胞において43.20.4から143.01.3Mの範囲のCC50値を観察した。次に,培養はZIKV感染で,C-Sdsの25Mまで48時間処理した。12MでのC-Sdsによる頚部細胞の処理は,感染細胞でのZIKVenvelope糖蛋白質発現の79.8%4.2%から90.7%1.5%の減少を誘導した。ウイルス負荷も調べ,培養上澄液におけるZIKVゲノムコピー/mLの2から3logの減少を,車両制御における6.70.7108コピー/mLと比較して明らかにした。頸部細胞におけるプラーク形成減少(PFR)による用量反応曲線は,ZIKV複製の阻害におけるC-Sdsの強力な用量依存的活性を明らかにし,PFRは6および12Mでそれぞれ50%および90%以上で,一方,25Mはウイルス子孫の100%を阻害した。12MでのVero細胞の処理は100%PFRをもたらし,他の細胞型におけるC-Sds活性を確認した。頸部細胞における有効濃度に関して,EC_50値は3.2~0.15.00.2Mの範囲であり,EC90値は7.2~0.110.1Mの範囲であり,ほとんどのC-Sdsに対して40以上の選択性指数を示し,良好な治療窓を示した。ここでの目的は,ZIKVin vitro感染の阻害剤として非常に強力な有効性を示す新しいハイブリッド化合物の抗ZIKV活性を調査することである。しかし,これらの新しい化学構造がクロロキン抗ウイルス活性の改善につながるかどうかを調べるために,さらなる研究が必要である。Copyright 2021 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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抗ウイルス薬の基礎研究  ,  ウイルス感染の生理と病原性 
引用文献 (55件):
  • Hu, T.; Li, J.; Carr, M.J.; Duchêne, S.; Shi, W. The Asian Lineage of Zika Virus: Transmission and Evolution in Asia and the Americas. Virol. Sin. 2019, 34, 1-8.
  • Pan American Health Organization/World Health Organization. Zika Cumulative Cases. Available online: https://www.paho.org/hq/index.php?option=com_content&view=article&id=12390:zika-cumulati-ve-cases&Itemid=42090&lang=en (accessed on 29 October 2020).
  • Rozé, B.; Najioullah, F.; Fergé, J.-L.; Dorléans, F.; Apetse, K.; Barnay, J.-L.; Daudens-Vaysse, E.; Brouste, Y.; Césaire, R.; Fagour, L.; et al. Guillain-Barré Syndrome Associated With Zika Virus Infection in Martinique in 2016: A Prospective Study. Clin. Infect. Dis. 2017, 65, 1462-1468.
  • Barbi, L.; Coelho, A.V.C.; De Alencar, L.C.A.; Crovella, S. Prevalence of Guillain-Barré syndrome among Zika virus infected cases: A systematic review and meta-analysis. Braz. J. Infect. Dis. 2018, 22, 137-141.
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