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J-GLOBAL ID：202102216508613674   整理番号：21A1487294

いまさら聞けないガラス講座 pH測定用ガラス電極

Glass electrodes for pH measurement

著者 (1件)： 橋本忠範 (三重大 大学院工学研究科)
資料名： New Glass  (New Glass)
巻： 35  号： 2  ページ： 30-34  発行年： 2020年07月01日 
JST資料番号： F2493A  ISSN： 0914-6563  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・pH電極の基礎知識と電極の構成,作用極であるガラス電極の電位発生機構を解説し,汚れないセルフクリーニング機能を持つpH電極の開発について紹介。
・一般的なpH電極は,作用電極(ガラス電極)と比較電極(Ag/AgCl)から成るが,工業用pH電極は被検液に24時間曝されており,汚れが蓄積。
・市販のpH応答ガラスにTiO₂光触媒をコーティングしたpH電極,セルフクリーニング機能とpH応答性を持つTiO₂-P₂O₅ガラスを開発。
・水に対する高い接触角と電子伝導由来の高速pH応答Fe₂O₃-Bi₂O₃-GeO₂ガラス,比較電極用のAg₂O-TeO₂ガラスについて紹介。

シソーラス用語： *pH測定 ,  *ガラス電極 ,  電極電位 ,  汚染 ,  *自浄作用 ,  基準電極 ,  銀 ,  塩化銀 ,  pH依存性 ,  酸化チタン ,  光触媒 ,  表面被覆 ,  リン酸塩ガラス ,  接触角 ,  電気伝導 ,  ゲルマニウム酸塩 ,  酸化ビスマス ,  酸化鉄 ,  テルル酸塩 ,  酸化銀 ,  カルコゲン化物ガラス
準シソーラス用語： *セルフクリーニング ,  作用電極 ,  電子伝導

分類 (3件)： ガラスの性質・分析・試験  (YC02030Z) ,  酸塩基平衡  (CB04020D) ,  電極電位,起電力  (CB07020Y)

引用文献 (12件)：

• 大川浩美,セラミックス 43(2008) 1108-1111.
• 吉村寿人,松下寛,森本武利,「pHの理論と測定法」,丸善 (1968)150-245.
• H.F. Shermer, G.F. Rynders, G.W. Cleek, J. Res. Natl. Bur. Stand. 52 (1954) 251-258.
• 西尾友志,岩本恵和,古川真衣,勝又英之,鈴木透,金子聡,BUNSEKI KAGAKU 65(2016) 267-273.
• T. Hashimoto, S. Niijima, H. Nasu, K. Kamiya, J. Ceram. Soc. Jpn. 112 (2004) S1193-S1199.

タイトルに関連する用語 (3件)： ガラス ,  pH測定 ,  ガラス電極