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J-GLOBAL ID:202102216891991121   整理番号:21A2842180

異なるGag共パッケージングによるヒトT細胞白血病ウイルス1型粒子形態の摂動【JST・京大機械翻訳】

Perturbation of Human T-Cell Leukemia Virus Type 1 Particle Morphology by Differential Gag Co-Packaging
著者 (7件):
資料名:
巻:号:ページ: 191  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7293A  ISSN: 1999-4915  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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ヒトT細胞白血病ウイルス1型(HTLV-1)は世界中で約15百万の個人に感染する重要な癌原因ヒトレトロウイルスである。ウイルス粒子構造と集合を含むHTLV-1複製の多くの側面は,あまり理解されていない。フルオロフォア蛋白質を有するカルボキシ末端で標識されたグループ特異的抗原(Gag)蛋白質はレトロウイルス集合の蛍光研究の代用として広く用いられている。これらのタグがGag化学量論と粒子形態にどのように影響するかは詳細に報告されていない。本研究では,ウイルス様粒子(VLP)形態に及ぼすGagとGag-YFPの共包装の効果を評価するため,HTLV-1 Gag-Polの代理としてカルボキシ末端に融合した黄色蛍光蛋白質(YFP)を有するHTLV-1 Gag発現構築物を用い,低温透過型電子顕微鏡(cryo-TEM)により粒子を分析した。また,走査電子顕微鏡(STEM)と蛍光変動分光法(FFS)を用いてGag化学量論を決定した。3:1(Gag:Gag-YFP)の比が,非標識HTLV-1 Gag,すなわち,低温TEMとSTEMによって決定されたように,それぞれ,非標識HTLV-1 Gag,すなわち,ΔΨ113 nmの平均直径と220 MDaの質量で生成されたVLPsと区別できない粒子形態をもたらすことを見出した。さらに,FFS分析は,HTLV-1 Gag-YFPが3:1Gag:Gag-YFP比で予測可能な方法でVLPに取り込まれることを示した。STEMとFFS分析は,Gag:Gag-YFPの3:1比で生成したVLPsのGagコピー数がVLP当たり1500~2000分子の範囲にあることを見出した。本研究で行った観察は,生物学的に適切なGag-Gag相互作用が3:1またはそれ以上の比率でGagとGag-YFPの間に生じ,そして,ちょうど非標識Gagで生成されたVLPsと形態学的に区別できないVLPsにおいてGag格子構造を生成することを示した。この情報は,ウイルス粒子集合中および放出された未成熟粒子で生じるGag-Gag相互作用の定量分析に有用である。Copyright 2021 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
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ウイルスの生化学  ,  ウイルス感染の生理と病原性  ,  ウイルスの生理一般 
引用文献 (55件):
  • Gessain, A.; Barin, F.; Vernant, J.C.; Gout, O.; Maurs, L.; Calender, A.; de The, G. Antibodies to human T-lymphotropic virus type-1 in patients with tropical spastic paraparesis. Lancet 1985, 2, 407-410.
  • Osame, M.; Usuku, K.; Izumo, S.; Ijichi, N.; Amitani, H.; Igata, A.; Matsumoto, M.; Tara, M. HTLV-1 associated myelopathy, a new clinical entity. Lancet 1986, 1, 1031-1032.
  • De The, G.; Bomford, R. An HTLV-1 vaccine: Why, how, for whom? AIDS Res. Hum. Retrovir. 1993, 9, 381-386.
  • Gessain, A.; Cassar, O. Epidemiological aspects and world distribution of HTLV-1 infection. Front. Microbiol. 2012, 3, 388.
  • Yoshida, M.; Seiki, M.; Yamaguchi, K.; Takatsuki, K. Monoclonal integration of human T-cell leukemia provirus in all primary tumors of adult T-cell leukemia suggests causative role of human T-cell leukemia virus in the disease. Proc. Natl. Acad. Sci. USA 1984, 81, 2534-2537.
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