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J-GLOBAL ID：202102216904635105   整理番号：21A2374245

南西日本,新潟,Omi蛇紋岩メランジェからのメタ-ガブロスの地球化学とSr-Nd同位体組成:原始日本での未熟な初期古生代弧-トレンチ系における沈み込み侵食の証拠【JST・京大機械翻訳】

Geochemistry and Sr-Nd isotopic composition of meta-gabbros from the Omi serpentinite melange, Niigata, SW Japan: Evidence for subduction erosion in an immature early Paleozoic arc-trench system in proto-Japan

著者 (8件)： Satish-Kumar M. (Department of Geology, Faculty of Science, Niigata University, 2-8050 Ikarashi, Nishi-ku, Niigata 950-2181, Japan) ,  Kurihara T. (Department of Geology, Faculty of Science, Niigata University, 2-8050 Ikarashi, Nishi-ku, Niigata 950-2181, Japan) ,  Shishido R. (Graduate School of Science and Technology, Niigata University, 2-8050 Ikarashi, Nishi-ku, Niigata 950-2181, Japan) ,  Shishido R. (Nikko Municipal Toyooka Junior High School, 1958 Serinuma, Nikko City, Tochigi Prefecture, Japan) ,  Yoshida T. (Graduate School of Science and Technology, Niigata University, 2-8050 Ikarashi, Nishi-ku, Niigata 950-2181, Japan) ,  Yoshida T. (OYO Corporation, Japan) ,  Takahashi T. (Department of Geology, Faculty of Science, Niigata University, 2-8050 Ikarashi, Nishi-ku, Niigata 950-2181, Japan) ,  Nohara-Imanaka R. (Department of Geology, Faculty of Science, Niigata University, 2-8050 Ikarashi, Nishi-ku, Niigata 950-2181, Japan)
資料名： Lithos  (Lithos)
巻： 398-399  ページ： Null  発行年： 2021年 
JST資料番号： A0172A  ISSN： 0024-4937  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Renge帯は,プロト-日本の初期~中期古生代に形成された蛇紋岩メランジェ中のエクロジャイト,変成岩,片岩および他の岩石のブロックを含むまれな沈み込み関連変成帯である。ここでは,Omi蛇紋岩メランジェ内の岩石の2つの主要なグループの詳細な地球化学とSr-Nd同位体研究について報告する:メタ-ガブロンの1.中度変成ブロックと2.高圧低温エクロジャイトと苦鉄質片岩。変成岩のバルク岩石地球化学は,それらが顕著なNb,TaとTiの負の異常を有し,島弧起源を示唆する。対照的に,エクロジャイトと苦鉄質片岩は,現代の海洋地殻に似た微量元素クモのダイアグラムとREEパターンを有する。また,Sr-Nd同位体組成は,エクロジャイトと苦鉄質片岩のMORB/OIB様源(εNd値:-1.94~+4.83)と比較して,メタガス(εNd値+1.3~+9.6とSr_i比0.70301~0.70460)の高度に枯渇した供給源との同時変化を示し,後者はSr同位体が海水相互作用(Sr_i比0.70518~0.71050)によって変動する。まとめると,地球化学的特徴は,メタ-ガブロンがカンブリア紀に発達したマグマ弧の一部であり,デボン紀-石炭紀の海洋地殻と堆積物と共に構造的に侵食し,沈み込んだことを示唆する。泥質片岩(320-600Ma)の砕屑性ジルコンの年代は,ゴンドワナの南中国クラトンと北東縞が潜在的供給源地域であり,堆積がトレンチで最も起こりそうであったことを示唆する。豊富な前期古生代(約470Ma)の砕屑性ジルコンは,活発な沈み込み関連弧に由来した。meta-gabbrosの原岩は,デボン紀-石炭紀の沈み込み侵食によって沈み出され,TournasianのHP変成深度に達した乳児弧の下部地殻当量である。著者らの結果は,プロト-日本の形成がカンブリア紀前期の海洋内弧の開始に関係することを示唆する。構造性侵食に続いて,残存苦鉄質岩は,付加コンプレックスに混入する間に,トレンチ充填堆積物と合体した。沈み込み侵食は堆積物供給が低く,アークが未成熟であった。海洋地殻の沈み込みは,エクロジャイトと青色片岩が形成し,後期古生代の蛇紋岩ダイアピルのメタ-ガブロンに沿って噴出したときに,少なくとも中部石炭紀に続いた。Copyright 2021 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *浸食 ,  相互作用 ,  エクロジャイト ,  *蛇紋岩 ,  変成作用 ,  *同位体存在比 ,  塩基性岩 ,  海洋 ,  海洋地殻 ,  結晶片岩 ,  堆積物 ,  *地球化学 ,  微量元素 ,  *サブダクション ,  *メランジェ

分類 (3件)： 岩石成因論  (DE07020I) ,  構造地質学・テクトノフィジクス一般  (DE04010C) ,  岩石圏の地球化学一般  (DD01041C)

タイトルに関連する用語 (17件)： 南西日本 ,  新潟 ,  OMI ,  蛇紋岩 ,  メランジェ ,  地球化学 ,  Sr ,  Nd同位体 ,  組成 ,  日本 ,  初期 ,  古生代 ,  弧 ,  トレンチ ,  沈み込み ,  侵食 ,  証拠