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J-GLOBAL ID:202102216938019600   整理番号:21A1424129

富山県五箇山旧平村における雪持林の分布と管理形態の変遷

Change of the distribution and management of avalanche prevention forest in Taira, Gokayama, Japan
著者 (3件):
資料名:
巻: 84  号:ページ: 553-558  発行年: 2021年03月31日 
JST資料番号: F0408A  ISSN: 1340-8984  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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富山県五箇山に位置する平は,険しい地形と大雪が降る村であり,雪害が頻繁に発生する。雪崩による災害から村を守るため,1600年代から雪崩防止林(APF)が整備・管理されてきた。しかし,近年の山岳地帯の農村人口の減少と高齢化により,APFの維持管理が重要な課題となっている。このように,本研究は,分布,林分,管理,およびそれらの変化を明らかにすることにより,APFの維持管理方法を検索するための基本的なデータを提供することを目的とする。その結果,APFの分布は1940年代以降変化した。具体的には,各村の背後の急斜面に分布するAPFは維持され,従来の機能は引き継がれている。しかし,APFには依然として人工林,散生地,草生地の数が増えており,従来のAPFの分布は減少している。林業法の観点から,APFの多くの部分は,APFの一部に法的保護を提供する森林法の保護森林システムに従って段階的に指定された。要するに,持続可能な保全解決策を複数の観点(防災,生態系,景観など)から統合し,従来のAPFや法律で保護されている部分の様々な条件に応じて対策を調整することが重要である。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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景観 
引用文献 (22件):
  • 1) 佐伯正夫・杉山利治(1965):林木の冠雪害危険地域:林業試験場研究報告(172),117-137
  • 2) 平村史編纂委員会(1985):越中五箇山平村史・下巻:平村,1274pp
  • 3) 平村防災会議(富山県)(1998):平村地域防災計画:株式会社ぎょうせい,1237pp
  • 4) 和泉薫:雪崩災害データ検索:日本の雪崩災害データベース <https://www.nhdr.niigata-u.ac.jp/nadare_db/syusi.html>, 2014.10.2更新,2020.9.10参照
  • 5) 相浦英春(2008):世界遺産に学ぶ:森林科学54,64-65
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