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J-GLOBAL ID:202102217096937506   整理番号:21A0131795

硫酸あるいは硝酸溶液添加時のCaあるいはMgの水酸化物から調製したCaあるいはMg含有水溶液の緩衝作用

Buffering Action of Aqueous Solution Containing Ca or Mg Prepared by Addition of Their Hydroxide into Pure Water during Addition of Sulfuric or Nitric Acid Solution
著者 (4件):
資料名:
巻: 106  号: 11  ページ: 851-857(J-STAGE)  発行年: 2020年 
JST資料番号: F0332A  ISSN: 0021-1575  CODEN: TEHAA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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製鋼スラグからの溶出液には緩衝作用があることが示唆されている。しかし,緩衝作用の機構は解明されていない。スラグ溶出液には,Ca,Mg,Si,Alなど様々な元素が含まれている。空気中のCO2はpHに影響を与える。したがって,本研究では,Ar中で,酸性雨の代表的な酸である硫酸または硝酸の水溶液をCaまたはMgを含む水溶液に添加したモデル実験を行った。その水酸化物と超純水から,その溶液を調製した。溶液のpH挙動を調べ,pHを決定する要因を明らかにした。CaまたはMgを含む溶液に酸溶液を添加すると,pHは徐々に低下した。酸性溶液を一定量添加すると,pHは急激に低下し,その後徐々に低下した。CaまたはMgを含む溶液のpHを溶液中のイオンの電荷バランスによって決定した。これらのpHの2つの段階的な低下は,緩衝作用に対応していた。これは水の解離反応によって引き起こされた。等量点は,Ca2またはMg2+の濃度がSO42-の濃度またはNO3-の2倍に等しい点であった。この時点でのpHは7であった。急峻なpH変化は約7のpHで起こった。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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製鋼  ,  環境汚染一般 
引用文献 (15件):
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