文献

J-GLOBAL ID：202102217140966935   整理番号：21A2454010

濁水大気補正のための近赤外波長での水反射率の推定:GOCI-IIのための予備研究【JST・京大機械翻訳】

Estimating Water Reflectance at Near-Infrared Wavelengths for Turbid Water Atmospheric Correction: A Preliminary Study for GOCI-II

著者 (2件)： Ahn Jae-Hyun ,  Park Young-Je
資料名： Remote Sensing (Web)  (Remote Sensing (Web))
巻： 12  号： 22  ページ： 3791  発行年： 2020年 
JST資料番号： U7270A  ISSN： 2072-4292  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： スイス (CHE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 大気補正は大気レベルから大気効果を除去する基本的プロセスである。韓国の海洋科学研究所が開発した大気補正アルゴリズムは,近赤外(NIR)水反射率モデルを採用し,混濁水に対する無視できないNIR水反射率を扱う。第二地球静止海洋カラーイメージャ(GOCI-II)の可視バンドを用いたNIR水反射率モデルについて述べた。以前のGOCIは660nmバンドを用いてNIR水反射率(SR660)を推定し,GOCI-IIは付加的620と709nmバンドを用いて,NIR水反射率の推定を改善した。水反射率(SR709)のスペクトル関係と赤色からNIR波長への固有光学特性(SRIOP)のスペクトル関係に基づく付加的バンドを持つ2つの反射率モデルを開発した。これら2つの反射率モデルの予備的検証を,シミュレーションおよびin situデータセットの両方を用いて行った。検証結果は,SR660と比較してSR709モデルの平均絶対百分率誤差が,それぞれ745と865nmで約6%と10%減少したことを示した。さらに,SR660と比較したSRIOPモデルの平均絶対百分率誤差は,それぞれ745および865nmで約12%および16%減少した。SR709は,1つの堆積物タイプだけがあるとき,最も正確な結果を生み出して,SRIOPは,種々の堆積物タイプが存在するとき,最も正確な結果を示す。ユーザは,混濁水に対するエアロゾル反射率補正の精度を高めるために,GOCI-II大気補正プロセスにおける適切なNIR水反射率モデルを選択できる。Copyright 2021 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： アルゴリズム ,  エアロゾル ,  光学的性質 ,  *反射率 ,  海洋学 ,  地球 ,  *波長 ,  スペクトル ,  海洋 ,  堆積物 ,  リモートセンシング ,  *近赤外線 ,  *濁水 ,  *大気補正

著者キーワード (5件)： リモートセンシング ,  大気補正 ,  沿岸水 ,  海洋の色 ,  GOCI-II

分類 (2件)： リモートセンシング一般  (AD04000L) ,  海洋物理学一般  (DC06010K)

引用文献 (43件)：

• Gordon, H.R. Removal of atmospheric effects from satellite imagery of the oceans. Appl. Opt. 1978, 17, 1631-1636.
• Gordon, H.R.; Brown, J.W.; Evans, R.H. Exact Rayleigh scattering calculations for use with the Nimbus-7 Coastal Zone Color Scanner. Appl. Opt. 1988, 27, 862-871.
• Gordon, H.R.; Wang, M. Surface-roughness considerations for atmospheric correction of ocean color sensors. 1: The Rayleigh-scattering component. Appl. Opt. 1992, 31, 4247-4260.
• Wang, M. The Rayleigh lookup tables for the SeaWiFS data processing: Accounting for the effects of ocean surface roughness. Int. J. Remote Sens. 2002, 23, 2693-2702.
• Wang, M. A refinement for the Rayleigh radiance computation with variation of the atmospheric pressure. Int. J. Remote Sens. 2005, 26, 5651-5663.

タイトルに関連する用語 (8件)： 濁水 ,  大気補正 ,  近赤外 ,  波長 ,  水 ,  反射率 ,  推定 ,  研究