文献
J-GLOBAL ID:202102217205770791   整理番号:21A2180366

セサモールは白色脂肪組織におけるUcp1発現を増加させ,高脂肪食給餌肥満マウスにおけるエネルギー消費を刺激する【JST・京大機械翻訳】

Sesamol Increases Ucp1 Expression in White Adipose Tissues and Stimulates Energy Expenditure in High-Fat Diet-Fed Obese Mice
著者 (6件):
資料名:
巻: 12  号:ページ: 1459  発行年: 2020年 
JST資料番号: U7255A  ISSN: 2072-6643  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
ゴマ油に見られるセサモールは脂質代謝を調節することにより肥満を改善することが示されている。しかし,エネルギー消費と根底にある分子機構に対するその影響は明確には解明されていない。本研究では,セサモールが脂肪細胞における脱共役蛋白質1(Ucp1)発現を増加させることを示した。高脂肪食(HFD)給餌マウスにおけるセサモール投与は体重増加を抑制し,代謝障害を改善した。体重がセサモールと対照群の間で異ならなかった場合,HFD給餌マウスの3週間セサモール処理は,エネルギー消費を増加させ,誘導エネルギー消費がセサモール抗肥満効果に対する主要な寄与因子であることを示唆した。一貫して,セサモールは白色脂肪組織においてUcp1を含むエネルギー消散熱遺伝子の発現を誘導した。マイクロアレイ分析は,セサモールが脂肪細胞でHmox1とAtf3のようなNrf2標的遺伝子を劇的に増加することを示した。さらに,セサモール誘導遺伝子の76%(60/79遺伝子)は,既知Nrf2活性化剤であるtert-ブチルヒドロキノン(tBHQ)によっても調節された。さらに,セサモールがNrf2仲介転写を直接活性化することを確認した。加えて,セサモールによるHmox1とUcp1誘導はNrf2欠失細胞で損なわれ,セサモール仲介Ucp1誘導におけるNrf2の必要性を示した。まとめると,これらの知見は,Ucp1の誘導およびエネルギー消費の増加におけるセサモールの効果を実証し,さらに,熱産生脂肪細胞を刺激し,肥満およびその関連する代謝性疾患におけるエネルギー消費の増加におけるNrf2活性化の使用を強調する。Copyright 2021 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
代謝異常・栄養性疾患一般 
引用文献 (44件):
  • Hill, J.O.; Wyatt, H.R.; Reed, G.W.; Peters, J.C. Obesity and the environment: Where do we go from here? Science 2003, 299, 853-855.
  • Kopelman, P.G. Obesity as a medical problem. Nature 2000, 404, 635-643.
  • Pi-Sunyer, X. A clinical view of the obesity problem. Science 2003, 299, 859-860.
  • Yach, D.; Stuckler, D.; Brownell, K.D. Epidemiologic and economic consequences of the global epidemics of obesity and diabetes. Nat. Med. 2006, 12, 62-66.
  • Spiegelman, B.M.; Flier, J.S. Obesity and the regulation of energy balance. Cell 2001, 104, 531-543.
もっと見る

前のページに戻る