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J-GLOBAL ID：202102217466793434   整理番号：21A2743404

大うつ病性障害患者の背外側前頭前野皮質における星状細胞,GABA作動性ニューロンおよび錐体ニューロンの神経病理学的異常【JST・京大機械翻訳】

Neuropathological abnormalities of astrocytes, GABAergic neurons, and pyramidal neurons in the dorsolateral prefrontal cortices of patients with major depressive disorder

著者 (4件)： Oh Dong Hoon (Department of Neuropsychiatry, College of Medicine and Institute of Mental Health, Hanyang University, Seoul, Republic of Korea) ,  Son Hyeon (Department of Biochemistry and Molecular Biology, College of Medicine, Hanyang University, Seoul, Republic of Korea) ,  Hwang Sejin (Department of Anatomy and Cell Biology, College of Medicine, Hanyang University, Seoul, Republic of Korea) ,  Kim Seok Hyeon (Department of Neuropsychiatry, College of Medicine and Institute of Mental Health, Hanyang University, Seoul, Republic of Korea)
資料名： European Neuropsychopharmacology  (European Neuropsychopharmacology)
巻： 22  号： 5  ページ： 330-338  発行年： 2012年 
JST資料番号： W3163A  ISSN： 0924-977X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ヒトの死後脳研究は,主要な抑鬱障害(MDD)における背外側前頭前野(dlPFC)におけるニューロンとグリア細胞の密度とサイズの減少を明らかにした。しかし,これらの細胞構造異常とそれら間の関係は理解されていない。GABA作動性ニューロンとグリア細胞の減少した密度はdlPFCにおけるグルタミン酸神経伝達の変化と関連すると仮定した。この仮説を検証するために,著者らは,Stanley Medical Research Institutes(SMRI)データセットを統合するために使われるWebベースツールである,Stanley神経病理学コンソーシアム統合データベース(SNCID,http://sncid.stanleyresearch.org/)を用いて,DLPFCにおけるCR免疫反応性(IR)GABA作動性ニューロンの密度と相関する,特異的マーカー型(すなわち,カルレチニン,CR:GABA作動性ニューロンのマーカーとして)を調べた。また,その神経病理学的マーカーの同定を試みた。また,それは,Stanley Neuropathology Consortium Integrational Database(SNCID,http://sncid.stanleyresearch.org/)を用いて,Stanley Medical Research Institutes(SMRI)のデータセットを統合するのに,Stanley Neuropathology Consortium Integrative Database(SNCID,http://sncid.stanleyresearch.org/)を用いた。CR-IRGABA作動性ニューロンの密度は,MDD患者(n=15)のdlPFCの層Iにおいて,非罹患対照(n=15)よりも有意に低かった(p=0.021)。CR-IRGABA作動性ニューロン変化は,すべてのSNC被験者(n=60)のdlPFCにおけるグリア細胞および錐体ニューロンに対するいくつかのマーカーの変化と正相関した。また,グルタミン酸変化は,すべてのSNC被験者の前頭前皮質において,グリア線維酸性蛋白質(GFAP)発現レベルおよびCR-IRGABA作動性ニューロン密度と負に相関した(P<0.05)。これらの知見は,グルタミン酸作動性神経伝達の増加がMDD患者のdlPFCにおけるニューロンとグリア細胞の両方で興奮毒性損傷をもたらす機構へのいくつかの洞察をもたらす。Copyright 2021 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *ニューロン ,  神経伝達 ,  ヒト ,  免疫反応 ,  *皮質 ,  細胞構成体 ,  グリア細胞 ,  *星状細胞 ,  Web【情報システム】 ,  *錐体細胞 ,  *前頭前野 ,  アミノ酸 ,  脂肪族アミン ,  脂肪族カルボン酸 ,  ジカルボン酸 ,  第一アミン
準シソーラス用語： カルレチニン ,  *GABA作動性ニューロン ,  *神経病理 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： データマイニング ,  カルレチニン ,  グルタミン酸 ,  背外側前頭前皮質 ,  Majorうつ病性障害

分類 (1件)： 中枢神経系  (EJ12030F)

物質索引 (1件)： グルタミン酸

タイトルに関連する用語 (8件)： 大うつ病性障害 ,  患者 ,  背外側前頭前野 ,  皮質 ,  星状細胞 ,  GABA作動性ニューロン ,  錐体ニューロン ,  神経病理学