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J-GLOBAL ID：202102217555234977   整理番号：21A0121567

LncRNA Airsciは核因子カッパBシグナル伝達経路を介してラットの脊髄損傷後の炎症反応を増加させる【JST・京大機械翻訳】

LncRNA Airsci increases the inflammatory response after spinal cord injury in rats through the nuclear factor kappa B signaling pathway

著者 (5件)： Tao Zhang (SCHOOL OF CLINICAL MEDICINE, JINING MEDICAL UNIVERSITY, JINING, SHANDONG PROVINCE, CHINA;DEPARTMENT OF ORTHOPEDICS, JINING NO. 1 PEOPLE’S HOSPITAL, JINING,SHANDONG PROVINCE, CHINA) ,  Kang Li (DEPARTMENT OF ORTHOPEDICS, JINING NO. 1 PEOPLE’S HOSPITAL, JINING,SHANDONG PROVINCE, CHINA) ,  Zi-Lu Zhang (SCHOOL OF CLINICAL MEDICINE, JINING MEDICAL UNIVERSITY, JINING, SHANDONG PROVINCE, CHINA) ,  Kai Gao (DEPARTMENT OF ORTHOPEDICS, JINING NO. 1 PEOPLE’S HOSPITAL, JINING,SHANDONG PROVINCE, CHINA) ,  Chao-Liang Lv (DEPARTMENT OF ORTHOPEDICS, JINING NO. 1 PEOPLE’S HOSPITAL, JINING,SHANDONG PROVINCE, CHINA)
資料名： Zhongguo Shenjing Zaisheng Yanjiu(Yingwenban)  (Zhongguo Shenjing Zaisheng Yanjiu(Yingwenban))
巻： 16  号： 4  ページ： 764-769  発行年： 2021年 
JST資料番号： C2641A  ISSN： 1673-5374  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 脊髄損傷(SCI)は中枢神経系への重大な外傷性事象である。研究は,長い非コードRNA(lncRNA)がSCIの急性期における炎症反応の調節に重要な役割を果たすことを示す。ここでは,脊髄損傷および急性炎症と関係した新しいlncRNAを検討した。SCI後のlncRNAの発現プロファイルを分析し,急性SCI後の回復に対するlncRNA Airsci(SCIにおける急性炎症反応)の役割を調べた。ラットは,対照群,SCI群,およびSCI+lncRNA Airsci-siRNA群に分けられた。核因子κB[NF-κB(p65)],NF-κB阻害剤IκBαおよびリン酸化IκBα(p-IκBα)およびp-IκBα/IκBα比を含む炎症因子の発現を,ウェスタンブロットアッセイによってラットでSCIの1~28日後に調べた。SCI後の差次的lncRNA発現プロファイルをRNA配列決定により評価した。差次的に発現したlncRNAをバイオインフォマティクス技術によって分析した。NF-κBシグナル伝達に関与し,急性炎症反応と関連する差次的に発現したlncRNA Airsciを,定量的リアルタイムPCRにより検証した。SCIの3日後のインターロイキン(IL-1β),IL-6および腫瘍壊死因子(TNF-α)を,ウェスタンブロット分析および定量的リアルタイムPCRにより測定した。脊髄の組織病理学をヘマトキシリン-エオジンとNissl染色によって評価した。運動機能は,Basso,BeattieおよびBresnahan Locomotor Rating Scaleで評価した。SCI後に多数の差次的発現lncRNAが検出され,対照群と比べてSCI3d群でアップレギュレートされた151と186の1つが含まれた。LncRNA AirsciはNF-κBシグナル伝達経路に関与する5つのlncRNAの間で最も有意に発現した。LncRNA Airsci-siRNAは,NF-κBシグナル伝達経路の阻害,脊髄組織損傷を軽減し,SCIラットにおける運動機能の回復を促進した。これらの知見から,多数のlncRNAはSCI後に差次的に発現し,lncRNA Airsciの阻害はNF-κBシグナル伝達経路を介して炎症反応を低下させ,それにより機能的回復を促進することを示した。すべての実験手順とプロトコルを,2020年1月18日にJining Medical University of Jining Medical University (JNMC-2020-DW-RM-003)の動物倫理委員会によって承認した。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *RNA【核酸】 ,  *炎症 ,  *脊髄 ,  *ラット ,  リン酸化 ,  TNF【壊死因子】 ,  *脊髄損傷 ,  *細胞情報伝達 ,  インターロイキン6 ,  ウェスタンブロット法 ,  *NFκB ,  siRNA
準シソーラス用語： 急性炎症 ,  IκB-α ,  *炎症反応 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (3件)： 循環系の基礎医学  (GJ01020K) ,  消化器の基礎医学  (GH01020E) ,  神経の基礎医学  (GN01020W)

タイトルに関連する用語 (6件)： lncRNA ,  核因子カッパB ,  シグナル伝達経路 ,  ラット ,  脊髄損傷 ,  炎症反応