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J-GLOBAL ID：202102217773774132   整理番号：21A0427444

京都市近郊における大気境界層乱流-2019年秋季における観測事例-

Turbulence in the Atmospheric Boundary Layer in the Suburbs of Kyoto City: Observational Cases in the Autumn Season of 2019

著者 (2件)： 堀口光章 (京大) ,  竹見哲也 (京大)
資料名： 京都大学防災研究所年報(CD-ROM)  (Abstracts for Annuals. Disaster Prevention Research Institute, Kyoto University (CD-ROM))
号： 63  ページ： B,173-181  発行年： 2020年12月 
JST資料番号： S0431B  ISSN： 0386-412X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・都市の防風災害リスク評価の一環として,実際の都市における風と乱流の状況を把握するため,京都市において大気境界層(ABL)下層を観測。
・高さ25mと55mに位置する超音波風速計と,ドップラーライダにより,上空40mから220mまでの風速を測定。
・日中の午後,下部ABLに強風を観測,さらに強い風速の断続的な発生も観察。
・ドップラーライダでは,強風域内で下降する鉛直風を観測し,下降流の最大値は高度140mで3.8m/s。
・また強風域の前方には上昇する弱風域が拡大していることが判明,下降流の最大値は高度180mで2.7m/s。
・観察された強風域と弱風域からなる乱流構造は,ドップラーライダーによる観測上限高さ220m以上まで広がり,時間スケール100秒以上に及ぶ大規模な構造と推測。

シソーラス用語： *大気境界層 ,  京都府 ,  風速計 ,  *風速 ,  速度分布 ,  *乱流 ,  風 ,  上昇流 ,  大気構造 ,  LIDAR ,  流れ構造 ,  Dopplerライダ ,  下降流 ,  京都市 ,  強風 ,  弱風 ,  風速分布 ,  乱流構造 ,  都市境界層 ,  *層
準シソーラス用語： 都市大気境界層

分類 (1件)： プラネタリー境界層  (DC05100B)

タイトルに関連する用語 (5件)： 京都 ,  大気 ,  境界層乱流 ,  秋季 ,  観測