文献
J-GLOBAL ID:202102217860932457   整理番号:21A2887150

アディポネクチンはcAMP依存性経路を通して部分的にFFAsレベル上昇に起因する内皮機能不全を改善する【JST・京大機械翻訳】

Adiponectin improves endothelial dysfunction caused by elevated FFAs levels, partially through cAMP-dependent pathway
著者 (3件):
資料名:
巻: 97  号:ページ: 119-124  発行年: 2012年 
JST資料番号: W3208A  ISSN: 0168-8227  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
目的:アディポネクチンが遊離脂肪酸(FFAs)濃度上昇による内皮機能不全を減弱するかどうか,また,その根底にある機構を探索するために,その機序を明らかにする。雄のSprague-Dawleyラット胸大動脈を分離して,異なる薬剤でKrebs-Henseleit緩衝液を含む器官浴でインキュベートした4つの血管環に切断し,800μmol/Lのパルミチン酸(FFA,n=14),800μmol/Lのパルミチン酸+2μg/mLのアディポネクチン(FFA+gAd,n=14),800μmol/Lのパルミチン酸+2μg/mLのアディポネクチン+200μmol/Lのアデニル酸シクラーゼ阻害剤ジデオキシアデノシン(FFA+gAd+ddAdo,n=7),ブランク対照(NC,n=10)。内皮依存性血管拡張(EDV)および内皮非依存性血管拡張(EIV)を,大動脈のアセチルコリン(Ach)誘発収縮により評価した。ラット大動脈切片における核転写因子κB(NF-κB)発現を免疫組織化学的に評価した。Achは,すべての前収縮大動脈環において濃度依存血管弛緩を引き起こした。PA処理はAch誘発EDVを障害し,アディポネクチンによる前処理により有意に減弱した。ジデオキシアデノシンはアディポネクチンの血管保護作用を部分的に消失させた。ニトロプルシドナトリウム(SNP)は,4つの群の間で血管拡張に有意な影響を及ぼさなかった。NF-κB発現の増加はFFA群でみられた。アディポネクチンによる前処置は,FFA群と比較してNF-κB発現を部分的に減少させた。アディポネクチンは,cAMPとNF-κBシグナリング経路の間のクロストークを介し,FFAs濃度上昇により生じる内皮機能不全を独立して緩和する。Copyright 2021 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
循環系の基礎医学  ,  血管作用薬・降圧薬の基礎研究 

前のページに戻る