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J-GLOBAL ID：202102217923708473   整理番号：21A2040887

原発性開放隅角Glaucomaおよび剥離Glaucoma患者における血清および房水の酸化還元プロファイルの評価【JST・京大機械翻訳】

Evaluation of Redox Profiles of the Serum and Aqueous Humor in Patients with Primary Open-Angle Glaucoma and Exfoliation Glaucoma

著者 (4件)： Takayanagi Yuji ,  Takai Yasuyuki ,  Kaidzu Sachiko ,  Tanito Masaki
資料名： Antioxidants (Web)  (Antioxidants (Web))
巻： 9  号： 12  ページ： 1305  発行年： 2020年 
JST資料番号： U7134A  ISSN： 2076-3921  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： スイス (CHE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 酸化ストレスは緑内障の発症に重要な役割を果たすと考えられている。しかし,異なるタイプの緑内障における全身および局所酸化ストレスの間の関連は完全には評価されていない。本研究では,原発性開放隅角緑内障(POAG),剥離緑内障(EXG),および非緑内障対照の眼の間の眼房(AH)と血液サンプルのレドックス状態を比較し,全身酸化還元状態,眼内酸化ストレス,および臨床背景の間の関係を評価した。45名の日本人被験者(POAG15名,EXG15名,対照眼15名)の45眼からAHと血液サンプルを得た。遊離ラジカル分析器を用いて,脂質ペルオキシド,第二鉄還元活性,およびチオール抗酸化活性の血清レベルを,それぞれジクロロン反応性酸素代謝産物(dROM),生物学的抗酸化能(BAP)およびスルフヒドリル(SH)試験により測定した。AHおよび血清におけるスーパーオキシドジスムターゼ(SOD)アイソフォーム,すなわちSOD1およびSOD2のサイトゾルおよびミトコンドリア型の活性を,多重ビーズ免疫アッセイを用いて測定した。AHでは,POAGとEXGのそれらにおけるEXGとSOD2の被験者のSOD1は,対照眼より有意に高かった。血清では,対照被験者と比較して,POAGとEXGの被験者のBAPは有意に低かった;POAGおよびEXGを有するそれらにおけるEXGおよびSOD2を有するそれらにおけるSOD1は,有意により高く,そして,SHは,群間で有意差はなかった。BAP値はAHと血清におけるSOD1濃度,AHにおけるSOD2,眼圧,および抗緑内障薬の数と負に相関した。結論として,より低い全身抗酸化能は,より高い局所抗酸化酵素の上方制御を随伴し,特にEXGにおいて,OAGの眼における酸化ストレスの増加を示唆した。全身BAP値の決定はAHにおける酸化還元状態を予測するのに役立つ。Copyright 2021 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： ラジカル ,  チオール ,  *血清 ,  酸化防止剤 ,  ミトコンドリア ,  血清中濃度 ,  *酸化還元反応 ,  緑内障 ,  免疫学的試験 ,  スーパーオキシドジスムターゼ ,  サイトゾル ,  *眼房水 ,  アップレギュレーション ,  酸化ストレス
準シソーラス用語： 被験者 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (11件)： 酸化還元状態 ,  酸化ストレス ,  酸化防止剤 ,  眼内圧 ,  原発性開放隅角緑内障 ,  剥離緑内障 ,  房水 ,  スーパーオキシドジスムターゼ ,  ダイアクロン活性酸素代謝産物 ,  生物学的抗酸化能 ,  スルフヒドリル試験

分類 (1件)： 眼の疾患  (GP03000U)

引用文献 (57件)：

• Foster, A.; Resnikoff, S. The impact of Vision 2020 on global blindness. Eye 2005, 19, 1133-1135.
• Weinreb, R.N.; Khaw, P.T. Primary open-angle glaucoma. Lancet 2004, 363, 1711-1720.
• Quigley, H.A. Glaucoma. Lancet 2011, 377, 1367-1377.
• Alvarado, J.A.; Murphy, C.G. Outflow obstruction in pigmentary and primary open angle glaucoma. Arch. Ophthalmol. 1992, 110, 1769-1778.
• Bucolo, C.; Salomone, S.; Drago, F.; Reibaldi, M.; Longo, A.; Uva, M.G. Pharmacological management of ocular hypertension: Current approaches and future prospective. Curr. Opin. Pharmacol. 2013, 13, 50-55.

タイトルに関連する用語 (7件)： 原発 ,  患者 ,  血清 ,  房水 ,  酸化還元 ,  プロファイル ,  評価