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J-GLOBAL ID:202102218524853463   整理番号:21A2301622

メラトニンとその同族体はNicotiana benthamianaにおいて受容体trP47363-trP13076を介して免疫応答を誘導する【JST・京大機械翻訳】

Melatonin and Its Homologs Induce Immune Responses via Receptors trP47363-trP13076 in Nicotiana benthamiana
著者 (9件):
資料名:
巻: 12  ページ: 691835  発行年: 2021年 
JST資料番号: U7094A  ISSN: 1664-462X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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天然の小分子であるメラトニン(N-アセチル-5-メトキシトリプタミン)は,外因性処理後に植物を非生物的ストレスから保護することができる。5-メトキシトリプタミンと5-メトキシインドールのようなメラトニン同族体が,合成に容易でより費用対効果が高いかどうかは,メラトニンと同じように植物免疫系を刺激することができるかどうかは知られていない。本研究では,メラトニン同族体,5-メトキシトリプタミンおよび5-メトキシインドールの生物活性を評価した。結果は,メラトニンとその相同体が,Nicotiana benthamiana植物においてPhytophthora nicotianaeに対する病害抵抗性をすべて誘発することを示した。3種の化合物はすべて気孔閉鎖と活性酸素種の生成を誘導した。遺伝子発現解析は,過酸化水素(H_2O_2),一酸化窒素(NO)産生,およびサリチル酸(SA)生合成に関与する遺伝子の発現が,3つの化合物すべてによって有意にアップレギュレートされたことを示した。メラトニン受容体の4つの相同体をArabidopsisにおけるフィトメラトニン受容体による発破探索により同定した。分子ドッキング研究も用いて,N.benthamianaにおける4つの推定メラトニン受容体を同定した。さらなる実験は,N.benthamianaにおけるメラトニン受容体trP47363とtrP13076のサイレンシングが,3つの化合物すべてによる気孔閉鎖,PR-1a遺伝子発現とSA蓄積の誘導を障害したことを明らかにした。まとめると,著者らのデータは,メラトニン,5-メトキシトリプタミンおよび5-メトキシインドールによるN.benthamianaにおける防御応答の誘導が,メラトニン受容体trP47363およびtrP13076を含むことを示す。Copyright 2021 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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植物生理学一般  ,  植物の生化学 
引用文献 (69件):
  • Ali R., Ma W., Lemtiri-Chlieh F., Tsaltas S., Berkowitz G. A. (2007). Death don’t have no mercy and neither does calcium: Arabidopsis CYCLIC NUCLEOTIDE GATED CHANNEL2 and innate immunity. Plant Cell 19, 1081-1095. doi: , PMID: doi: 10.1105/tpc.106.045096
  • Arnao M. B., Hernández-Ruiz J. (2006). The physiological function of melatonin in plants. Plant Signal. Behav. 1, 89-95. doi: , PMID: doi: 10.4161/psb.1.3.2640
  • Arnao M. B., Hernández-Ruiz J. (2015). Functions of melatonin in plants: a review. J. Pineal Res. 59, 133-150. doi: doi: 10.1111/jpi.12253
  • Asai S., Yoshioka H. (2009). Nitric oxide as a partner of reactive oxygen species participates in disease resistance to necrotrophic pathogen Botryis cinerea in Nicotiana benthamiana. Mol. Plant-Microbe Interact. 22, 619-629. doi: , PMID: doi: 10.1094/MPMI-22-6-0619
  • Bonilla E., Valero N., Chacín-Bonilla L., Medina-Leendertz S. J. (2004). Melatonin and viral infections. J. Pineal Res. 36, 73-79. doi: , PMID: doi: 10.1046/j.1600-079X.2003.00105.x
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