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J-GLOBAL ID：202102218565902743   整理番号：21A0079477

エピジェネティクスと内因性カンナビノイド系シグナル伝達:神経発達を調節する複雑な相互作用【JST・京大機械翻訳】

Epigenetics and the endocannabinoid system signaling: An intricate interplay modulating neurodevelopment

著者 (5件)： Gomes Telma Marisa (UCIBIO, REQUIMTE, Laboratory of Toxicology, Department of Biological Sciences, Faculty of Pharmacy, University of Porto, 4050-313, Porto, Portugal) ,  Dias da Silva Diana (UCIBIO, REQUIMTE, Laboratory of Toxicology, Department of Biological Sciences, Faculty of Pharmacy, University of Porto, 4050-313, Porto, Portugal) ,  Carmo Helena (UCIBIO, REQUIMTE, Laboratory of Toxicology, Department of Biological Sciences, Faculty of Pharmacy, University of Porto, 4050-313, Porto, Portugal) ,  Carvalho Felix (UCIBIO, REQUIMTE, Laboratory of Toxicology, Department of Biological Sciences, Faculty of Pharmacy, University of Porto, 4050-313, Porto, Portugal) ,  Silva Joao Pedro (UCIBIO, REQUIMTE, Laboratory of Toxicology, Department of Biological Sciences, Faculty of Pharmacy, University of Porto, 4050-313, Porto, Portugal)
資料名： Pharmacological Research  (Pharmacological Research)
巻： 162  ページ： Null  発行年： 2020年 
JST資料番号： E0326B  ISSN： 1043-6618  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： エンドカンナビノイド(eCB)系は内因性カンナビノイド(eCB),それらの合成および分解酵素およびカンナビノイド受容体から成る複雑な系である。これらの要素は,増殖,分化,および移動などの神経発達中のいくつかの生物学的過程を制御する。最近,eCBsは神経伝達物質シグナル伝達において鍵となる機能を果たす遺伝子に対するエピジェネティック作用を有することが報告されている。また,後成的修飾(例えばDNAメチル化,ヒストン修飾)はeCB系の要素の機能を調節する可能性がある。例えば,中枢神経系におけるcnr遺伝子の発現はエピジェネティックに調節され(例えばDNAメチル化,ヒストン修飾),カンナビノイド受容体タイプ1(CB_1R)の機能を変化させる。神経発達中のeCB系の重要性を考慮すると,eCB系と後成的修飾の間のこの相互作用の変化が神経発達障害を生じる可能性があることを期待することは合理的である。ここでは,eCB系と異なるタイプの後成的修飾による神経機能の調節に関連する重要な概念をレビューした。特に,両シグナル伝達系間の複雑な相互作用に関与する機構及び神経発生時の細胞運命を制御する方法に焦点を当てた。注目すべきことに,そのような機構的理解は,神経発達関連障害の発症に向けた重要な神経原性過程の調節不全の意味を考慮して,高い関連性を仮定する。さらに,若年成人の間でのカンナビスとその合成誘導体の人気増加を考慮すると,外因性カンナビノイドが神経発達にエピジェネティックに影響する可能性があるかを理解するのは,最も重要である。Copyright 2021 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *相互作用 ,  ニューロン ,  遺伝子 ,  神経伝達物質 ,  中枢神経系 ,  *カンナビノイド ,  *細胞情報伝達 ,  *エピジェネティクス
準シソーラス用語： カンナビノイド受容体 ,  *内因性カンナビノイド ,  DNAメチル化 ,  *神経発生 ,  細胞運命 ,  神経発達障害 ,  ヒストン修飾 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 神経細胞の運命 ,  カンナビノイド受容体 ,  DNAメチル化 ,  ヒストン修飾 ,  出生前の発達

分類 (2件)： 細胞膜の受容体  (EF04030C) ,  中枢神経系  (EJ12030F)

タイトルに関連する用語 (6件)： エピジェネティクス ,  内因性カンナビノイド ,  シグナル伝達 ,  神経発達 ,  調節 ,  相互作用