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J-GLOBAL ID:202102218670218598   整理番号:21A2143059

Polygonum cuspidatum由来のオクタケチドシンターゼはArabidopsis thalianaにおいてエモジン生合成を達成させる

Octaketide Synthase from Polygonum cuspidatum Implements Emodin Biosynthesis in Arabidopsis thaliana
著者 (20件):
資料名:
巻: 62  号:ページ: 424-435 (WEB ONLY)  発行年: 2021年03月 
JST資料番号: U1159A  ISSN: 1471-9053  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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植物のアントラノイド類は便通薬的特性を有するので薬用として使用されている。それらの足場はIII型ポリケチドシンターゼ(PKS)酵素のスーパーファミリーのメンバーであるオクタケチドシンターゼ(OKS)により形成されると考えられていた。本研究では,相同性に基づくクローニング方法を用いてPolygonum cuspidatumのOKSをコードするcDNAを分離した。大腸菌において生産させると,P.cuspidatumオクタケチドシンターゼ(PcOKS)は,マロニル-CoAの8分子の縮合を触媒し,非生理的に折畳まれた芳香族オクタケチドの混合物を生成した。しかしPcOKSのORFがArabidopsis thalianaで発現すると,アントラノイドエモジンがトランスジェニック系統の根で検出された。野生型のA.thalianaの根ではエモジンは見出されなかった。その結果,OKSは植物アントラノイド生合成の重要な酵素であることが判明した。さらにトランスジェニックA.thaliana系統の根成長は野生型A.thalianaの根成長に対する外因性エモジンの阻害効果に似た程度に阻害された。P.cuspidatum植物の免疫化学的検討により,主にアントラノイドが蓄積する根と根茎においてPcOKSを検出した。E.coliが生産するPcOKSと野生型A.thaliana根の無細胞抽出液の共培養は,新しい産物を形成せず,PcOKSの代替的な生理学的折畳み,およびトランスジェニックA.thalianaにおけるアントラノイド集合に必要な付加的因子とのその可能な相互作用が示唆された。したがってPcOKSを生産するトランスジェニックA.thaliana植物は,植物のアントラノイド生合成の経路を解明するための興味深いシステムを提供する。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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酵素生理  ,  物質の代謝 
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