文献

J-GLOBAL ID：202102218724846977   整理番号：21A2754730

P-775 老人性うつ病における血清脂肪酸組成の変化【JST・京大機械翻訳】

P-775 - Changes of serum fatty acid composition in geriatric depression

著者 (4件)： Irmisch G. (Psychiatry and Psychotherapy, University of Rostock, Rostock) ,  Marx I. (Psychiatry and Psychotherapy, University of Rostock, Rostock) ,  Thome J. (Psychiatry and Psychotherapy, University of Rostock, Rostock) ,  Alexopoulos P. (Department of Psychiatry and Psychotherapy, Technical University of Munich, Munich, Germany)
資料名： European Psychiatry  (European Psychiatry)
巻： 27  号： S1  ページ： 1  発行年： 2012年 
JST資料番号： W3175A  ISSN： 0924-9338  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 脂肪酸(FA)-主にオメガ3またはオメガ6typus-mayの多価不飽和脂肪酸は広範囲の精神過程に影響する。主要なうつ病では,ポリ不飽和FA(PUFA)の欠乏が既に報告されている。高齢者におけるうつ病の有病率は18%までの範囲であるが,特に高齢者における血清FAプロフィールはまだ研究されていない。本研究は,うつ病を伴う高齢患者のFAプロファイルと,一方では,1つの手の神経変性障害の臨床症状と,他方の精神的に健康な高齢対照を比較することを目的とした。血清FA組成を,37名の精神衛生個人(男性13名,女性24名;女性68.08±4.94歳)および高齢うつ病患者36名(男性8名,女性28名;72.67±6.48歳)で測定した。ボディマスインデックス(BMI)をすべての研究参加者に対して計算した。単極大欝病に対するDSM-IV基準(患者のHAM鬱病スコアが18.13±6.56)に従って,老年期欝病と診断された。老人性鬱病患者は,対照者より血清において,より低い総FAs(p<.01),主に低いエイコサペンタエン酸(p<.01)であったが,オレイン酸のより高い比率(p<.01)を有した。BMIは両群で差はなかった。総FAsの低下に加えて,老年うつ病において,エイコサペンタエン酸(ω3)の減少とオレイン酸(モノ不飽和)の過剰が検出された。さらなる研究では,FA組成で観察されたこれらのシフトが,老人性鬱病と脳変性疾患を区別する有用な手段となり得るかどうかを調べるべきである。Copyright 2021 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *血清 ,  女性 ,  男性 ,  *脂肪酸組成 ,  老年 ,  *うつ病 ,  精神衛生 ,  ボディマスインデックス ,  不飽和脂肪酸 ,  オレフィン化合物
準シソーラス用語： 神経変性疾患 ,  老年期うつ病 ,  大うつ病性障害 ,  高齢患者 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (5件)： 代謝異常・栄養性疾患一般  (GD05010J) ,  脂質の代謝と栄養  (EJ02034Q) ,  血液検査  (GC02050D) ,  精神障害  (GR03000A) ,  動物の代謝と栄養一般  (EJ02031R)

物質索引 (1件)： オレイン酸

タイトルに関連する用語 (3件)： 老人性うつ病 ,  血清 ,  脂肪酸組成