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J-GLOBAL ID:202102219140757552   整理番号:21A0043227

モモの収量,品質,および土壌塩素イオン含有量に及ぼすカリウム肥料袋の徐放性の影響を研究した。【JST・京大機械翻訳】

Effects of Potassium Fertilizers Being Bag-Controlled Released on Fruit Yield and Quality of Peach Trees and Soil Chloride Content
著者 (5件):
資料名:
巻: 53  号: 19  ページ: 4035-4044  発行年: 2020年 
JST資料番号: W1459A  ISSN: 0578-1752  CODEN: CKNYAR  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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【目的】研究は,モモの葉の光合成,果実収量品質,および土壌塩素イオンの残留に及ぼす種々の比率の塩化カリウムと硫酸カリウムの影響を研究し,カリウム肥料の合理的施肥のための参照を提供した。【方法】Prunuspersica(Carr.)Franch.を,2年間の連続2年間の圃場試験のために,晩生モモの「レイテン21」/モモ[Prunuspersica(Carr.)Franch.]に供試した。5つの処理を設定した。カリウム肥料(Control)、100%硫酸カリウム(PC0)、30%塩化カリウム+70%硫酸カリウム(PC30)、60%塩化カリウム+40%硫酸カリウム(PC60)と100%塩化カリウム(PC100)を施用し、袋制御徐放性肥料を作成した。毎年3月初施肥し、毎年の4、6、8、10月中旬に0-20cmと20-40cmの土層中の可給態カリウムと塩素イオン含有量の動的変化を測定した。葉中の可給態カリウムと塩素イオン含有量,葉のSPAD値,純光合成速度を,最初の急速成長期(S1),硬核期(S2),第二の急速成長期(S3),および成熟期(S4)で測定した。果実成熟後、果実の塩素イオン含有量と品質を測定し、収量を統計した。[結果]果樹園の塩素処理0-20と20-40cmの土壌層の平均塩素イオン含有量はそれぞれ34.03と38.78μg・g-1であった。塩化カリウムの投入量の増加に伴い、果樹園土壌の異なる深さの塩素イオン含有量はいずれも増加傾向を示し、PC30、PC60とPC100処理0-20cmと20-40cmの土層中の塩素イオンの平均含有量は次の順であった。37.98、39.55、41.61と45.62、51.17、58.87μg・g-1であるが、持続的に袋を施用すると、塩化カリウムの徐放は土壌中の塩素イオンの累積を起こさない。葉中の塩素イオン含有量も塩素量の増加に伴い増加した。PC30,PC60およびPC100で処理した葉中の塩素イオンの含有量は,PC0よりもそれぞれ6.35%,24.30%および32.22%高かった。そのうち、PC30処理の4つの時期における葉身中の塩素イオン含有量はそれぞれ234.29、243.16、233.81と233.20μg・g-1であり、葉のSPAD値と純光合成速度を著しく高めた。しかし,PC60とPC100処理は葉の光合成能力を低下させた。カリウム施用の各処理土壌における可給態カリウムの含有量は前期レベルが高く、その後次第に低下した。PC30、PC60とPC100処理カリウム放出ピークは6月に現れ、PC0処理では8月にピークに達した。葉中のカリウム含有量はS3期で最高値に達し、その後次第に低下し、S4期の葉身中のカリウム含有量は最低であった。カリウム施用は,葉の可給態カリウム含有量を有意に変化させなかった。カリウム肥料のカリウム放出速度は,カリウム肥料の異なった比率で,カリウムの取込に有意な影響を及ぼさなかった。PC0と比較して,PC30果実中の塩素イオン含有量には著しい変化はなく,平均含有量は55.0μgg-1,PC60とPC100処理果実中の塩素イオン含量はPC0処理より10.40%と28.45%高かった。連続施肥処理2年において、PC30処理の単果重と単株出来高は対照より小さく増加し、PC60とPC100処理は果実の単果重と収量を著しく低下させた。低量の塩化カリウムの施用は果実品質に有意な影響を及ぼさなかったが、連続施用中高量の塩化カリウムは果実品質を低下させた。[結論]肥料袋の徐放方法を採用し、30%の塩化カリウムで硫酸カリウムを代替することは、土壌中の塩素イオンの累積を起こさず、モモ葉の光合成を促進でき、収量を高め、果実品質の低下と樹体の毒害を引き起こさない。生産には、袋制御徐放技術を用い、硫酸カリウムを適量の塩化カリウムで代替できる。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】
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施肥法・肥効 

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