抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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心理療法は,Borderline-Personality Disorder(BPD)の第一選択治療と考えられている。BPD患者の特別なニーズに応えるために開発された異なる障害特異的精神療法の効果についての高品質試行から現在知られている。全体で,1804の研究をカバーする28の無作為化対照研究は,長期治療(≧6か月,36か月まで)と短期介入(<6か月)の両方を調査した。長期治療の中で,所見は,下痢行動療法(DBT),精神化に基づく治療(MBT),転移集中治療(TFP),スキーマフォーカス群療法(SFT)およびBPD(IPT-BPD)に適応した対人精神療法からのコアBPD病理に対する利点を示唆する。さらに,共存状態のBPD患者に対する結果を提示した。短期介入の中で,この知見は,DBT-スキルグループ訓練のみ,感情予測のためのシステム訓練,および境界型人格障害(STEPPS)のためのシステム訓練,受容およびコミットメント療法およびDBT,手動支援認知療法(MACT)に基づく感情調節群(ERG),および精神教育ワークショップ(PE)に対する利点を示唆する。短期介入は有望な結果を示しているが,治療経験者が利益を得るか,または治療経験のあるレベルが必要か,また,効果が時間にわたって安定であるかどうかは不明である。全体で,障害特異的精神療法がBPDの治療に有効であるという証拠がある。しかし,どの処理も非常に堅牢な証拠ベースを有しないことを念頭に置く必要があり,証拠の質に関していくつかの懸念がある。Copyright 2021 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】