文献
J-GLOBAL ID:202102219586805399   整理番号:21A0384062

エンパグリフロジンはin vivoおよびin vitroでAMPK-TET2-オートファジー経路を活性化することにより肝脂肪症を軽減する【JST・京大機械翻訳】

Empagliflozin Alleviates Hepatic Steatosis by Activating the AMPK-TET2-Autophagy Pathway in vivo and in vitro
著者 (9件):
資料名:
巻: 11  ページ: 622153  発行年: 2020年 
JST資料番号: U7091A  ISSN: 1663-9812  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
背景:肝臓脂質蓄積と脂肪変性を特徴とする代謝関連脂肪肝疾患(MAFLD)は,肥満と2型糖尿病(T2DM)と絡み合っている。Empagliflozinは,血糖を効果的に低下させるナトリウム-グルコース共輸送体-2阻害剤であるが,MAFLDおよび関連機構に対するその効果は,完全には理解されていない。【方法】8週齢db/dbマウス,in vivoモデル,をエンパグリフロジンまたは生理食塩水を胃内投与した。肝細胞脂肪変性モデルは,高グルコースとパルミチン酸でHL7702細胞を誘導することによって確立して,次に,エンパグリフロジンの有無で処置した。オートファジー阻害剤(3-メチルアデニン,3-MA)とAMP活性化蛋白質キナーゼ(AMPK)活性化因子(AICAR)/阻害剤(Compound C)を用いて,エンパグリフロジンによる脂質蓄積の調節におけるAMPKとオートファジーの関与を決定した。siRNAトランスフェクションにより10-elven転座2(TET2)ノックダウンを達成した。脂肪肝はオイルレッドO染色とトリグリセリド定量により評価した。免疫組織化学,免疫蛍光,およびウェスタンブロットを,蛋白質レベルを評価するために実行した。【結果】Empagliflozinは,db/dbマウスの脂肪肝を軽減し,肝細胞脂肪変性モデルにおけるトリグリセリド含量および脂質蓄積を減少させた。Empagliflozinはオートファジーを上昇させ,p-AMPKとTET2の増加を伴った。3-MAと化合物Cの両方は,オートファジーを誘導し,脂肪肝を低下させるため,エンパグリフロジンの能力を消失させたが,これらの効果はAICAR処理により再現できた。TET2ノックダウンは,エンパグリフロジン処理にもかかわらずオートファジー阻害と脂質蓄積をもたらした。【結語】:Empagliflozinは,AMPK-TET2-オートファジー経路を通して脂肪肝を改善する。T2DM患者におけるMAFLDの予防および治療としてのエンパグリフロジンの使用は,更なる研究を正当化する。Copyright 2021 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
代謝異常・栄養性疾患一般 
引用文献 (52件):
  • Abdel-WahabO.LevineR. L. (2013). Mutations in epigenetic modifiers in the pathogenesis and therapy of acute myeloid leukemia. Blood. 121, 3563-3572. doi: 10.1182/blood-2013-01-451781
  • BajajH. S.BrownR. E.BhullarL.SohiN.KalraS.AronsonR. (2018). SGLT2 inhibitors and incretin agents: associations with alanine aminotransferase activity in type 2 diabetes. Diabetes Metab. 44, 493-499. doi: 10.1016/j.diabet.2018.08.001
  • BianF.MaX.VillivalamS. D.YouD.ChoyL. R.PaladuguA. (2018). TET2 facilitates PPARgamma agonist-mediated gene regulation and insulin sensitization in adipocytes. Metabolism. 89, 39-47. doi: 10.1016/j.metabol.2018.08.006
  • CefaluW. T.LeiterL. A.YoonK. H.AriasP.NiskanenL.XieJ. (2013). Efficacy and safety of canagliflozin versus glimepiride in patients with type 2 diabetes inadequately controlled with metformin (CANTATA-SU): 52 week results from a randomised, double-blind, phase 3 non-inferiority trial. Lancet. 382, 941-950. doi: 10.1016/s0140-6736(13)60683-2
  • ChiangH.LeeJ. C.HuangH. C.HuangH.LiuH. K.HuangC. (2020). Delayed intervention with a novel SGLT2 inhibitor NGI001 suppresses diet-induced metabolic dysfunction and non-alcoholic fatty liver disease in mice. Br. J. Pharmacol. 177, 239-253. doi: 10.1111/bph.14859
もっと見る

前のページに戻る