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J-GLOBAL ID:202102220114309314   整理番号:21A2114178

水不足ストレス応答におけるThymus vulgarisのテルペンプロファイルの変化【JST・京大機械翻訳】

Variation in Terpene Profiles of Thymus vulgaris in Water Deficit Stress Response
著者 (3件):
資料名:
巻: 25  号:ページ: 1091  発行年: 2020年 
JST資料番号: U7014A  ISSN: 1420-3049  CODEN: MOLEFW  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
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主にモノテルペンとセスキテルペンから成るタイム(Thymus spp.)揮発性物質は,フィトメディシンの抗微生物剤,防腐剤および抗酸化剤として機能する。それらはまた,草食動物に対する潜在的役割,花粉媒介者および非生物的ストレス耐性により二次代謝産物として植物において重要な役割を担っている。植物揮発性物質は,干ばつを含む異なる環境因子により影響される。ここでは,感受性および耐性タイム植物品種(それぞれ,T.vulgaris Var.WagnerおよびT.vulgaris Var.Varico3)について,揮発性成分に対する長期水不足ストレスの影響を調べた。土壌水分,水分ポテンシャル,シュート乾燥重量,光合成速度および含水量測定のような形態生理学的パラメータに沿った揮発性サンプリングを,植物が萎凋するまで4日間隔で保水した1か月齢の植物で実施した。耐性及び感受性植物は生理学的及び揮発性レベルで明らかに異なる応答を示した。植物の生理学的形質に関する最もストレス誘発性の変化は光合成速度で生じ,耐性植物は干ばつストレス期間の8日目まで対照と類似の光合成を維持した。感受性タイム植物の揮発性化合物(VOCs)の解析は,それらのほとんど全てに対して同じパターンを示したが,耐性植物において,耐性植物における変化のパターンの比較は,変化が3つの別々のグループに分類できることを明らかにした。著者らの実験的および理論的研究は,干ばつストレス適応に関与する最も決定的な化合物が,-フェランドレン,O-シメン,-テルピネンおよび-カリオフィレンを含むことを全体的に明らかにした。全体として,成長と防御の間の敏感な植物トレードオフにおいて,耐性のものはそれらのストレス応答機構を同時に活性化し,それらの成長を継続すると結論した。Copyright 2021 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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植物の生化学  ,  生薬の薬理の基礎研究 
引用文献 (48件):
  • Reidel, R.V.B.; Cioni, P.L.; Pistelli, L. Volatile emission of different plant parts and fruit development from Italian cherry plums (Prunus cerasifera and P. cerasifera ‘Pissardii’). Biochem. Syst. Ecol. 2017, 75, 10-17.
  • Bonini, S.A.; Premoli, M.; Tambaro, S.; Kumar, A.; Maccarinelli, G.; Memo, M.; Mastinu, A. Cannabis sativa: A comprehensive ethnopharmacological review of a medicinal plant with a long history. J. Ethnopharmacol. 2018, 227, 300-315.
  • Premoli, M.; Aria, F.; Bonini, S.A.; Maccarinelli, G.; Gianoncelli, A.; Pina, S.D.; Tambaro, S.; Memo, M.; Mastinu, A. Cannabidiol: Recent advances and new insights for neuropsychiatric disorders treatment. Life Sci. 2019, 224, 120-127.
  • Mastinu, A.; Bonini, S.A.; Rungratanawanich, W.; Aria, F.; Marziano, M.; Maccarinelli, G.; Abate, G.; Premoli, M.; Memo, M.; Uberti, D. Gamma-oryzanol Prevents LPS-induced Brain Inflammation and Cognitive Impairment in Adult Mice. Nutrients 2019.
  • Kumar, A.; Premoli, M.; Aria, F.; Bonini, S.A.; Maccarinelli, G.; Gianoncelli, A.; Memo, M.; Mastinu, A. Cannabimimetic plants: Are they new cannabinoidergic modulators? Planta 2019, 249, 1681-1694.
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