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J-GLOBAL ID:202102220490334684   整理番号:21A2889865

慢性血液透析患者におけるCandida albicansに対する食細胞依存性自然免疫障害の回復におけるカスポフンギンの役割【JST・京大機械翻訳】

Role of caspofungin in restoring the impaired phagocyte-dependent innate immunity towards Candida albicans in chronic haemodialysis patients
著者 (11件):
資料名:
巻: 39  号:ページ: 73-76  発行年: 2012年 
JST資料番号: W0278A  ISSN: 0924-8579  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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血液透析治療を受けている慢性腎臓病患者における赤血球依存性細胞免疫は,尿毒症状態によりしばしば損なわれ,高い死亡率で侵襲性真菌感染症の発症に固有の感受性をもたらす。食細胞と抗真菌薬の間の相乗作用が治療の成功に重要であるので,本研究の目的は,健康な被験者(HS)からのPMNsと比較して,Candida albicansに対する血液透析患者(HD)における多形核細胞(PMN)の機能的活性に及ぼすカスポファンギン(CAS)によって発揮される効果を評価することであった。PMNsを66HDsと30HSs(対照として)の静脈血試料から分離し,HD-PMNsとHS-PMNsの食作用と細胞内殺菌活性の測定を最小発育阻止濃度(MIC)とサブMICsでCASの存在下で行った。CASフリーコントロールも含めた。薬物フリー試験条件では,HD-PMNsとHS-PMNsの食細胞活性間に有意差は認められなかった。対照的に,増殖酵母に対するHD-PMNの細胞内致死活性の漸進的低下が観察された。MICとサブMICレベルのCASは,C.albicansに対するHD-PMNの細胞内殺菌活性を有意に改善し,それらの機能性を回復できた。これらの知見は,CASがC.albicansに対してHD-PMNに対して相乗効果を発揮し,細胞内致死活性を低下させることができるという証拠を提供する。これらの結果は,HDにおける侵襲性真菌感染症の治療に対する効果的な治療選択肢としてのCASの使用を裏付け,宿主応答に対する抗真菌薬の僅かな影響が関連する効果を持つかもしれない。Copyright 2021 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
その他の泌尿生殖器疾患の治療  ,  泌尿生殖器の疾患 

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