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J-GLOBAL ID:202102221124264727   整理番号:21A0723697

急性非代償心不全患者早期にサルコバルサルタンの有効性と安全性評価【JST・京大機械翻訳】

Efficacy and safety of early initiation of sacubitril-valsartan therapy in patients with acute decompensated heart failure
著者 (11件):
資料名:
巻: 48  号:ページ: 477-483  発行年: 2020年 
JST資料番号: C2313A  ISSN: 0253-3758  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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目的:急性非代償性心不全(ADHF)入院患者の血行動態の安定後の院内開始におけるサルコバルサルタン(ARNI)の有効性と安全性を評価する。方法;2017年1月から2019年6月までの大連医科大学付属第一病院心内科でADHFで入院した患者199例を治療した。血行動態の安定後早期投与状況により、ARNI群(n=92)とアンギオテンシン変換酵素阻害剤(ACEI)群(n=107)に分けた。新たに診断された心不全(心不全)患者61例に入院し,投与状況に応じてARNI群(n=30)とACEI群(n=31)に分けた。電子カルテデータベースシステムにより、患者の臨床ベースライン資料とフォローアップ結果を収集した。有効性の観察指標、主な指標は心エコー測定の左室駆出率(LVEF)と左心室拡張末期内径(LVEDD)であり、副次的指標は心不全再入院と全因死亡である。安全性指標は症状性低血圧、高カリウム血症、腎機能悪化及び血管神経性水腫などの有害事象の発生状況を含む。患者の生存期間をKaplan-Meier生存曲線を用いて比較した。【結果】ARNI群とACEI群の間には,ベースラインデータに有意差はみられなかった(P>0.05)。患者の追跡期間は(15.2±6.5)か月であり,ARNI群の追跡調査期間は(12.3±5.0)か月であり,ACEI群の追跡調査期間は(18.2±6.5)か月であった。フォローアップの終わりに、ARNI群のLVEFが≧5%増加する患者の割合は48.9%(45/92)であり、ACEI群の25.2%(27/107)より明らかに高かった(P=0.001)。LVEFが正常に回復した患者の割合は17.4%(16/92)で,ACEI群の3.7%(4/107)より有意に高かった(P=0.001)。LVEDD縮小≧10mmの患者の割合は14.1%(13/92)で,ACEI群の3.7%(4/107)より有意に高かった(P=0.009)。ARNI群の心不全再入院の割合は50.0%(46/92)で,ACEI群の71.0%(76/107)より有意に低かった(P=0.002)。全死亡の割合は5.7%(5/88)で,ACEI群の15.3%(13/85)より有意に低かった(P=0.038)。Kaplan-Meier生存曲線の結果,ARNI群の生存期間はACEI群より長かったが,有意差はなかった(P=0.229)。両群の症状性低血圧、高カリウム血症、腎機能悪化及び血管神経性水腫の割合には統計学的有意差がなかった(P>0.05)。入院時に心不全を診断した患者では、ANRI群のLVEF回復が正常であった割合は30%(9/30)で、ACEI群の6.5%(2/31)(P=0.017)より明らかに高く、LVEDDが≧10mmに縮小した割合は26であった。7%(8/30)はACEI群の3.2%(1/31)より有意に高く(P=0.012),LVEFが5%以上増加した割合は53.3%(16/30)で,ACEI群の51.6%(16/31)より有意に高かった(P=0.893)。ARNI群の心不全再入院発生率はACEI群[23.3%(7/30)対73.3%(11/31),P<0.01]より著しく低く,全原因死亡率もACEI群[3.4%(1/29)対13.0%(3/23)より著しく低かった。P=0.197;Kaplan-Meier生存曲線の結果、新たに診断した心不全のARNI群の生存期間はACEI群より長かったが、統計学的有意差がなかった(P=0.394)。結論:ADHFの血行動態が安定してから早期にARNIを応用することは左心室再構築と心機能を明らかに改善でき、しかも安全性は良好である。入院時に新たに診断された心不全患者に対するARNI治療の応用も左心室再構築と心機能を明らかに改善できる。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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循環系の疾患  ,  循環系の臨床医学一般 
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