抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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厚い流線翼の空力特性を,3×10
3~7×10
4の範囲のReynolds数で風洞試験を実施することによって研究した。昆虫翼の翼弦に基づくReynolds数は1×10
4以下であり,鳥翼のそれは1×10
4以上である。翼の空力特性は前縁薄さによって強く影響を受ける。円形前縁に薄い平板を付着して得られる薄い前縁は,より低いReynolds数で効果的であった。しかし,円形前縁を有する流れ線翼は,より高いReynolds数で良好に機能した。この現象の過程は翼の上部表面に生成した層流分離気泡であった。厚い流線翼の前縁プロファイルに及ぼすReynolds数の影響を,本論文で明らかにした。(翻訳著者抄録)