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J-GLOBAL ID:202102222231331674   整理番号:21A0289746

早期多発分化型胃癌肉腫と術後局所再発:症例報告【JST・京大機械翻訳】

Early-stage multi-differentiated gastric carcinosarcoma and post-resection local recurrence: a case report
著者 (10件):
資料名:
巻: 15  号:ページ: 1-7  発行年: 2020年 
JST資料番号: U7477A  ISSN: 1746-1596  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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癌肉腫は,進行段階で最も頻繁に発見された予後不良の稀な腫瘍である。胃癌肉腫は子宮のような他の臓器に起源する癌肉腫よりも稀である。早期多分化型胃癌肉腫の経験を報告する。68歳の男性患者は貧血を呈し,便潜血検査は陽性であった。胃内に出血,不規則,突出病変を認めた内視鏡検査を行った。生検標本の病理組織学的検査により病変を腺癌と診断し,分節胃切除術を行った。切除標本では41×29×18mm3突出病変が観察され,組織学的には混合腺癌と肉腫様組成を有する胃癌肉腫であることが確認された。腫瘍浸潤は粘膜下層に限定されていた。腺癌部分の他に,神経内分泌分化とAFP陽性胃癌は,腫瘍の癌性部分に存在した。肉腫部分では,軟骨肉腫,平滑筋肉腫,および横紋筋肉腫成分が未分化肉腫成分に加えて観察された。さらに,腫瘍はSALL4陽性生殖細胞様細胞を含んだ。早期検出にもかかわらず,癌は腫瘍切除の14か月後に局所的に再発し,胃全摘術を必要とした。全胃切除術後の2か月の追跡調査で,患者は生存した。この患者は食道扁平上皮癌と原発性肺腺扁平上皮癌を発症し,両者は切除された。早期胃癌肉腫の報告は少ないが,現在まで再発の報告はない。この患者における局所再発および早期症例であっても,術後再発および転移をチェックするための注意深い監視を必要とする。癌肉腫の病因はまだ解明されていない。しかし,本症例では,腫瘍は比較的小さなサイズにもかかわらず,癌性及び肉腫性成分及び増殖性生殖細胞様部分の両方で様々なタイプの分化を示し,単クローン起源仮説が癌肉腫に対する有効な理論であることを示唆した。Copyright 2021 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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消化器の腫よう 
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