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J-GLOBAL ID:202102222379950682   整理番号:21A0379623

コバルトフェライトナノ粒子の構造,磁気光学,電気および音響特性に及ぼすニッケル置換の影響【JST・京大機械翻訳】

Impact of nickel substitution on structure, magneto-optical, electrical and acoustical properties of cobalt ferrite nanoparticles
著者 (8件):
資料名:
巻: 857  ページ: Null  発行年: 2021年 
JST資料番号: D0083A  ISSN: 0925-8388  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
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本研究では,容易な共沈法で合成したニッケル置換コバルトフェライトナノ結晶の影響を調べた。構造,電気,磁気光学および熱のような種々の物理的性質を研究した。これらの特性をXRD(X線回折),FT-IR(Fourier変換赤外分光法),VSM(振動試料磁力計),UV-可視(紫外-可視)スペクトル,LCR(誘導容量抵抗)計および光音響分光光度計を用いてそれぞれ特性化した。XRD分析から,単一面心立方構造(Fd3m)を決定した。ニッケル置換が増加すると,結晶サイズ(D)は17.4±1.7nmから6.7±1.2nmに減少した。酸素位置パラメータ,結合長さおよびカチオン分布のような種々の構造パラメータを決定した。FT-IR技術を用いて,種々のタイプのイオン間結合とスピネル相の生成におけるイオンの分布を有する弾性特性を,合成したままのナノ結晶に対して400と600cm-1の間で見出した。モルフォロジーの側面をTEM(透過型電子顕微鏡)を用いて決定した。合成したままの生成物の表面分析は,Niイオンの濃度の増加に伴い,約41.8±0.6m2/gから約92.7±2.1m2/gに増加した。UV-可視スペクトルから,合成直後の試料のナノ結晶の性質を示す経験的関係を計算した。合成したままの試料の電気的性質をLCRメータを利用して前処理した。周波数(10Hz~10MHz)で室温(RT)インピーダンスを解析した。インピーダンス研究は,主要な結晶粒界を有する合成したままの試料が伝導に寄与することを確認した。x=0.9の生成物は,低い誘電損失と高い誘電定数を示し,従って,高周波の電磁デバイスで使用できる。ヒステリシスループはBohr磁気と飽和磁化の定常的減少を明らかにし,それは実際に非線形伝導を示し,そこでは異方性定数の著しい増加を観測できた。拡散性,伝導率および効率のような熱特性を光音響分光光度計を用いて決定し,高置換ナノ試料が他の濃度に比べて高い熱安定性を有することを見出した。Copyright 2021 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (5件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
酸化物結晶の磁性  ,  塩  ,  セラミック・陶磁器の製造  ,  セラミック・磁器の性質  ,  塩基,金属酸化物 

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