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J-GLOBAL ID:202102222557136206   整理番号:21A0015270

AXLとMERTKの強力で選択的な二重阻害剤は免疫調節と腫瘍標的化活性の両方を保有する【JST・京大機械翻訳】

A Potent and Selective Dual Inhibitor of AXL and MERTK Possesses Both Immunomodulatory and Tumor-Targeted Activity
著者 (22件):
資料名:
巻: 10  ページ: 598477  発行年: 2020年 
JST資料番号: U7089A  ISSN: 2234-943X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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TYRO3,AXL,およびMERTKは,受容体チロシンキナーゼのTAMファミリーを構成し,腫瘍成長,生存,細胞接着,ならびに先天性免疫,食作用,および免疫抑制活性において重要な役割を果たす。従って,AXLとMERTKキナーゼの標的化は,腫瘍増殖に直接影響し,免疫抑制を軽減する。ここでは,現在第1相臨床試験にあるAXLとMERTKの強力な選択的二重阻害剤であるINCB081776の発見について述べた。細胞アッセイにおいて,INCB081776は,構成的に活性なAXLまたはMERTKでトランスフェクションした腫瘍細胞およびBa/F3細胞において,低ナノモル半最大阻害濃度値を有するAXLまたはMERTKの自己リン酸化を効果的に遮断した。INCB081776は初代ヒトマクロファージにおけるMERTKの活性化を阻害し,T細胞増殖のM2マクロファージ仲介抑制を部分的に逆転させ,これはインターフェロンγ産生の増加と関連していた。in vivoでは,INCB081776の抗腫瘍活性は,同遺伝子モデルにおけるチェックポイント遮断との組み合わせで増強され,腫瘍内CD4+とCD8+T細胞の増殖増加をもたらした。最後に,INCB081776の抗腫瘍活性を,ホスホ-AKTの阻害と関連する肉腫患者由来異種移植モデルのサブセットで観察した。これらのデータは,腫瘍免疫監視の増強と腫瘍細胞生存メカニズムの遮断の両方が可能な免疫治療薬としてのINCB081776の潜在的治療有用性を支持する。Copyright 2021 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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抗腫よう薬の基礎研究  ,  酵素一般 
引用文献 (36件):

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