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J-GLOBAL ID：202102223257731979   整理番号：21A0240382

ニワトリFANCM-MHF複合体の構造解析およびその安定性【JST・京大機械翻訳】

Structural analysis of the chicken FANCM-MHF complex and its stability

著者 (2件)： Ito Sho (Department of Biological Science and Technology, Faculty of Industrial Science and Technology, Tokyo University of Science, 6-3-1 Niijyuku, Katsushika-ku, Tokyo125-8585, Japan) ,  Nishino Tatsuya (Department of Biological Science and Technology, Faculty of Industrial Science and Technology, Tokyo University of Science, 6-3-1 Niijyuku, Katsushika-ku, Tokyo125-8585, Japan)
資料名： Acta Crystallographica Section F  (Acta Crystallographica Section F)
巻： 77  号： 1  ページ： 1-7  発行年： 2021年 
JST資料番号： W2479A  ISSN： 2053-230X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： FANCMは真核生物DNA損傷認識に関与し,複合体形成を介してFanconi貧血(FA)経路を活性化する。MHFはFANCM会合成分の一つであり,ヒストン折畳みDNA結合ドメインを含む。FANCM-MHF相互作用の喪失はFA経路の活性化を損ない,染色体不安定性をもたらす。したがって,FANCM-MHF複合体の形成は機能に重要であるが,その性質はほとんど分かっていない。ここでは,FANCM-MHF複合体の安定性に対する分子および構造基礎を明らかにすることを目的にした。ニワトリFANCM(MHF相互作用領域),MHF1およびMHF2を含む組換えトリパルタイト複合体を発現し,精製した。精製したトリパルタイト錯体を種々の条件下で結晶化し,3つの異なる結晶を類似の結晶化条件から得た。意外なことに,構造決定は,結晶の1つがFANCM-MHF複合体を含むが,他の2つはFANCMなしでMHF複合体を含むことを明らかにした。FANCMがMHFからどのように解離するかをさらに調べ,2-メチル-2,4-ペンタンジオール(MPD)と酸化環境の存在がその放出を促進する可能性があることを見出した。しかし,これらの条件下でMHFはその複合型を保持した。FANCM-MHF相互作用は疎水性/親水性相互作用の混合物を含み,ニワトリFANCMは,他のFANCM-MHF分子による凝集に導くこの領域内にいくつかの非保存システインを含む。これらの結果は,FANCM-MHF複合体の予想外の性質を示し,データは生化学および構造解析のための複合体の安定性を改善するために使用できる。Copyright 2021 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 結晶化 ,  相互作用 ,  疎水性 ,  ヒストン ,  折畳み ,  *複合体 ,  DNA修復 ,  真核生物 ,  Fanconi貧血 ,  タンパク質複合体 ,  DNA損傷 ,  X線結晶学 ,  DNA結合 ,  DNA結合ドメイン ,  構造決定 ,  生物

著者キーワード (5件)： ヒストン折畳み ,  DNA結合 ,  DNA修復 ,  蛋白質複合体 ,  X線結晶学

分類 (2件)： 分子遺伝学一般  (EC02010J) ,  細胞生理一般  (EF02010S)

タイトルに関連する用語 (4件)： ニワトリ ,  複合体 ,  構造解析 ,  安定性