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J-GLOBAL ID:202102223401711421   整理番号:21A2240189

Acinetobacter baumanniiの臨床および環境分離株において同定された銅耐性に関与する必須遺伝子クラスター【JST・京大機械翻訳】

Essential Gene Clusters Involved in Copper Tolerance Identified in Acinetobacter baumannii Clinical and Environmental Isolates
著者 (9件):
資料名:
巻:号:ページ: 60  発行年: 2020年 
JST資料番号: U7256A  ISSN: 2076-0817  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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銅は農業および医学における抗菌剤として広く用いられている。病原性細菌の銅耐性機構は細菌感染時の銅耐性と生存の両方に必要であることが証明されている。ここでは,臨床および環境試料に由来するA.baumanniiにおける銅耐性表現型および遺伝子型の両方を決定した。銅感受性試験を用いて,銅耐性A.baumanniiを臨床および環境分離株の両方で見つけることができた。遺伝子型研究は,クラスターA(cueR),B(pcoAB),およびD(oprC)の代表的銅関連遺伝子がすべての分離株で検出され,一方,クラスタCのcopRSが銅耐性A.baumannii分離株だけで検出されたことを明らかにした。さらに,銅耐性表現型はアミカシン耐性と関連するが,copRSの存在はblaNDM-1と統計学的に関連することを見出した。銅耐性分離株としてA.baumannii株AB003を選択し,銅耐性に関与する遺伝子だけでなく外部形態に及ぼす銅処理の影響を特性化した。A.baumannii AB003の形態学的特徴および生存は銅への曝露により影響されたが,全ゲノム配列決定および分析は,それが4つのクラスタに位置する14の銅関連遺伝子を運び,AB003のクラスタCがゲノム島G08に埋め込まれていることを見出した。AB003で同定された14の銅関連遺伝子の転写分析は,銅処理がマイクロモルレベルでクラスターA,B,およびDの遺伝子発現を誘導し,一方,クラスターCの遺伝子は銅のミリモルレベルで過剰発現したことを明らかにした。本研究は,臨床および環境A.baumannii分離株の両方が銅に耐性を有し,内因性銅tolerance(クラスタA,B,およびDを含む多数の銅耐性決定因子と,銅毒性に応答する可能性のある銅tolerance(クラスタCを含むことを示した。著者らの証拠は,銅耐性生物の選択と拡散を防止するために,病院と他の医療環境における銅の使用を再考する必要があることを示唆する。Copyright 2021 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (5件):
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微生物検査  ,  感染症・寄生虫症一般  ,  遺伝子の構造と化学  ,  微生物の生化学  ,  微生物検査法 
物質索引 (1件):
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引用文献 (38件):
  • Borkow, G.; Gabbay, J. Copper, an ancient remedy returning to fight microbial, fungal and viral infections. Curr. Chem. Biol. 2009, 3, 272-278.
  • Rensing, C.; Grass, G. Escherichia coli mechanisms of copper homeostasis in a changing environment. FEMS Microbiol. Rev. 2003, 27, 197-213.
  • Bondarczuk, K.; Piotrowska-Seget, Z. Molecular basis of active copper resistance mechanisms in Gram-negative bacteria. Cell Biol. Toxicol. 2013, 29, 397-405.
  • Outten, F.W.; Huffman, D.L.; Hale, J.A.; O’Halloran, T.V. The independent cue and cus systems confer copper tolerance during aerobic and anaerobic growth in Escherichia coli. J. Biol. Chem. 2001, 276, 30670-30677.
  • Ladomersky, E.; Petris, M.J. Copper tolerance and virulence in bacteria. Metallomics 2015, 7, 957-964.
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