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J-GLOBAL ID：202102223476846799   整理番号：21A0086363

凝結時間調整材を用いたコンクリート床の仕上げ工法の開発-アドバンストコンクリートフィニッシュ工法(ACF工法)による働き方改革-

Development of Finishing Work Method Using Additive for Setting Time Adjustment-Advanced Concrete Finish Construction method-

著者 (5件)： 浦野真次 (清水建設 技研) ,  黒田泰弘 (清水建設 技研) ,  依田侑也 (清水建設 技研) ,  高橋圭一 (清水建設 技研) ,  清村俊介 (清水建設 技研)
資料名： 清水建設研究報告  (Technical Research Report. Institute of Technology, Shimizu Corporation)
巻： 98  ページ： 77-86  発行年： 2020年12月 
JST資料番号： G0486B  ISSN： 0289-8330  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本報では,アドバンストコンクリートフィニッシュ工法(ACF工法)の確立のため,冬期のコンクリートの凝結を促進する凝結時間調整材を用いたコンクリートの基礎的性状を把握したうえで,試験施工を行い,施工時の凝結および作業時間の短縮効果について検討した。その結果,フレッシュ性状を確保したうえで,ブリーディングを低減させ,10°Cの環境下で凝結を促進することを確認した。また現場における試験施工によって,凝結時間調整材の添加率を2.5~4kg/m³の範囲とすることで,概ね3~5時間程度の作業時間短縮効果を得ることができ,施工時間の短縮に貢献することを明らかにした。(著者抄録)

シソーラス用語： *床 ,  コンクリート構造 ,  *仕上 ,  建設工法 ,  現場打コンクリート ,  凝結 ,  凝結硬化調整剤 ,  凝固速度 ,  時間 ,  建設工事 ,  作業時間 ,  ブリージング
準シソーラス用語： *コンクリート床 ,  凝結時間 ,  試験施工

分類 (1件)： その他の建設工事  (RA07110I)

引用文献 (6件)：

• 石井泰寛,宮口克一,浦野真次,依田侑也:寒冷期における凝結時間調整のための混和材の効果に関する検討,コンクリート工学年次論文集,Vol.40,No.1,pp.231-236,2018
• 石井泰寛,伊藤慎也,荒木昭俊:凝結時間調整のための混和材がコンクリートの耐久性に及ぼす影響,コンクリート工学年次論文集,Vol.41,No.1,pp.155-160,2019
• 石井泰寛,伊藤慎也,浦野真次,黒田泰弘,依田侑也,髙橋圭一:凝結調整のための混和材によるコンクリートの凝結促進効果に関する検討,土木学会第75回年次学術講演会 V-275, 2020
• 黒田泰弘,浦野真次,依田侑也,齊藤亮介,宮口克一,石井泰寛:凝結促進のための混和材を用いたコンクリートの床施工に関する検討,土木学会第73回年次学術講演会,V-022, pp.43-44,2018
• 浦野真次,黒田泰弘,髙橋圭一,依田侑也,石井泰寛,伊藤慎也:凝結促進用混和材を用いたコンクリートの仕上げ作業時間短縮効果に関する検討,土木学会第75回年次学術講演会 V-275,2020

タイトルに関連する用語 (7件)： 凝結時間 ,  コンクリート床 ,  仕上げ ,  工法 ,  開発 ,  ACF ,  改革