文献

J-GLOBAL ID：202102223977048631   整理番号：21A2617184

天然水中の種々の親水性を有するフィルタ膜を通しての拡散係数に及ぼす季節的生物汚損の影響【JST・京大機械翻訳】

Effects of seasonal biofouling on diffusion coefficients through filter membranes with different hydrophilicities in natural waters

著者 (3件)： Feng Zhongmin (College of Sciences, Northeastern University, Shenyang, Liaoning 110819, China) ,  Zhang Wenya (College of Sciences, Northeastern University, Shenyang, Liaoning 110819, China) ,  Sun Ting (College of Sciences, Northeastern University, Shenyang, Liaoning 110819, China)
資料名： Science of the Total Environment  (Science of the Total Environment)
巻： 794  ページ： Null  発行年： 2021年 
JST資料番号： C0501B  ISSN： 0048-9697  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 生物汚損は,長期展開中の薄膜(DGT)パッシブサンプラにおける拡散勾配に対する主要な問題である。バイオフィルムはDGTサンプラに負の効果を持つが,異なる膜を通した標的のフラックスに対する季節的生物膜の影響はよく理解されていない。ここでは,天然水における4つの季節の間,異なる親水性を有する2つの膜を通して,バイオフィルム成長と拡散係数の低下率の間の関係を評価した。Cu(2+)とテトラサイクリンを,それぞれモデル金属と有機汚染物質として選択した。膜表面上の迅速な生物膜成長が観察され,汚損成長速度は,冬<春<秋<夏の順で増加した。生物汚損はCu2+とテトラサイクリンの拡散係数に負の影響を及ぼした。一般に,拡散係数の減少傾向は,汚損成長速度の増加傾向と一致した。細菌コロニーの少ないラグ相における生物膜は,拡散係数にほとんど影響しなかった。30日後に,春,夏,秋および冬の間,拡散係数の減少比率は,それぞれ38.14%~53.05%,69.63%~83.19%,51.57~68.42%および19.43~35.84%の範囲であった。より高い親水性を有する膜を通るフラックスはより大きかった。膜の親水性と標的検体の構造はバイオファウリング膜を通した拡散係数に重要な影響を及ぼした。類似した物理的および化学的特性のため,夏季のYalu川水とHunhe川水の間の拡散係数低下傾向にわずかな差異があった。Copyright 2021 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *拡散係数 ,  薄膜 ,  細菌 ,  *親水性 ,  秋 ,  夏 ,  冬 ,  春 ,  コロニー ,  生物膜 ,  成長速度 ,  エノール ,  芳香族ケトン ,  フェノール類 ,  カルボアミド ,  エノン ,  芳香族縮合化合物 ,  アミノアルコール ,  ケト酸 ,  ジケトン ,  第三アミン ,  ヒドロキシ酸 ,  ヒドロキシケトン ,  ポリオール
準シソーラス用語： パッシブサンプラ ,  有機汚染物質 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： DGT ,  生物汚損 ,  拡散係数 ,  銅イオン ,  テトラサイクリン

分類 (4件)： 河川汚濁  (SB02020F) ,  動物に対する影響  (EE05040R) ,  重金属とその化合物一般  (SB05021R) ,  植物に対する影響  (EE05030G)

物質索引 (1件)： テトラサイクリン

タイトルに関連する用語 (6件)： 水中 ,  親水性 ,  フィルタ膜 ,  拡散係数 ,  季節 ,  生物汚損