抄録/ポイント：
抄録/ポイント
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【目的】肺がんの診断における血漿長鎖非コードRNAHOTAIRM1(LncRNA-HOTAIRM1)発現と肺癌発症リスクの関係を調査する。【方法】2016年5月から2018年6月までに,肺癌患者136名(症例群)および健康診断群136名(対照群)の末梢血サンプルを収集した。【方法】LncRNA-HOTAIRM1発現を蛍光定量的PCRによって検出し,LncRNA-HOTAIRM1発現と肺癌の発病リスクとの関係を分析し,肺癌患者の臨床パラメータとの関係を分析した。同時に、18例の肺癌患者の術後7dの血漿サンプルを収集し、同一患者の術前、術後の血漿LncRNA-HOTAIRM1発現の変化を分析した。また、受信者動作特性曲線(ROC)を描き、血漿LncRNA-HOTAIRM1発現レベルの肺癌診断における価値を分析した。【結果】患者の血漿LncRNA-HOTAIRM1発現は,対照群[(0.105±0.056)対(0.155±0.052),P<0.001)]より有意に低かった。LncRNA-HOTAIRM1の発現レベルは,進行期(TNMステージIIIおよびIV)において,初期患者(TNMステージIおよびII)(0.064±0.02)vs.(0.127±0.05),P=0.009より著しく低かった(P=0.009)。肺癌患者の血漿LncRNA-HOTAIRM1発現は,術前に比して有意に高かった[(0.165±0.06)対(0.119±0.043),P=0.005]。LncRNA-HOTAIRM1発現の高い個体と比較して,LncRNA-HOTAIRM1発現が低い個体の肺癌発症リスクは,健常人を参照として有意に上昇した(補正比は2.46,95%信頼区間は1.49-4.04)。血漿LncRNA-HOTAIRM1の発現レベルは,肺癌のリスク増加と有意に相関した(P<0.001)。従来の肺癌マーカーCEA、SCCA、CYFRA21-1とLncRNA-HOTAIRM1で診断した肺癌のROC曲線下面積(AUC)はそれぞれ0.623、0.655、0.684と0.788であった。【結果】LncRNA-HOTAIRM1と従来の肺癌マーカーの併用は,肺癌(AUC0.849,95%信頼区間0.8020.895,P=0.007)の肺がんを有意に改善した。結論:血漿LncRNA-HOTAIRM1発現レベルの低下は肺癌の発病リスクの上昇と正の相関があり、伝統的な肺癌マーカーを補助し、肺癌の早期診断に用いることができる。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】
