抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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コロンビアカリブ海からの新しい生物活性植物の探索の一部として,Physalis angulata L.(PADF)の盲腸のジクロロメタン画分を,その抗炎症活性のために選択した。本研究では,活性化マクロファージおよびデキストラン硫酸ナトリウム(DSS)誘導大腸炎におけるPADFの免疫調節効果を検討した。PADFは,低含量のイタノリドまたはフェノール化合物を示し,高含量のスクロースエステル,Physalis属の代表的な抗炎症代謝産物であった。12.5g/mLのPADF分画は,リポ多糖類(LPS)によるインターロイキン(IL)-1,腫瘍壊死因子(TNF-),IL-6,IL-12,シクロオキシゲナーゼ-2(COX-2),および誘導型一酸化窒素シンターゼ(iNOS)の誘導を抑制したが,アルギナーゼ(ARG1),IL-10,およびマンノース受容体C(MRC1)のレベルを増加させた。抗炎症プロファイルに対する分極も,IL-4により誘導される典型的な遺伝子プロファイルを促進しずに,静止マクロファージでも観察され,PADFが,別のものではなく,調節状態へのシフトを促進することを示唆した。in vivoでは,慢性DSS-結腸炎のマウスへのPADF投与は,疾患徴候(すなわち,体重減少と結腸短縮)を低下させ,炎症誘発性サイトカインのレベルを低下させ,IL-10の産生を増加させることにより,組織学スコアを改善した。全体として,結果はマクロファージに対するPADFの調節効果が炎症性腸疾患のマウスモデルで観察される治療活性に寄与することを示唆する。Copyright 2021 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】